ストレンジワールド
なんでこれ今まで読んでなかったんだ!すごいすごすぎる! 寝坊しちゃった遅刻遅刻〜!と女子高生まどかが超最短ルートで登校するだけ。 それだけなのにすんごい奇妙な世界に連れていかれる。次から次へとおかしなことがやってきてジェットコースターみたいな疾走感。 でもまどかは学校に行きたいだけ。日常を生きてるだけ。 なんだこれ!?って思ってる間にもうひと展開やってくる。笑えないシーンの直後なのに見事すぎて笑ってしまった。 読み終えたら絶対もう一度読んでしまう。そしたらなるほど〜と唸ってもう一度読んでしまう。 何回読み直してもすごい!
超よかったっす!!!
なんで佳作?もっと高い賞あげてもよかったのでは?と思ってしまいますが、雑誌編集部なりの方向性や判断基準があるんだろうな、というところで。
寝坊した女子高生のまどかが、大急ぎで学校へ向かうがその方法が…!?
不思議な
と、なんともあらすじをネタバレせずに上手く言語化して語れないような内容になってます。
一部ショッキングな内容も含まれてるかも?
そこが!とにかく!すごいところでもあるのです!
目の前に分からないものが次々に差し出されたとき、人間ってなかなか飲み込めなくてその場で考えて止まってしまったり、読むのをやめてしまう人もいるかと思うんですけど、ですけど!するするっと読まされてしまうというか、分からないけど感覚で分かるような気がするというか、取り急ぎ一度読んでみてほしいです。
なんとなく言いたいことは分かるかと。
とりあえず言いたいのは、お母さんグッジョブです!
いろんな意味で読み終わったらあともう一度読みたくなります。
そのとき、あー!ここで!という部分と依然として分からない何かに包まれたものがあったりなかったり。
でも、その分からなさが心地よいんですよね。妙に腑に落ちるという。
全部分からなきゃいけないわけじゃないんです。
にことがめ先生、超期待の方なので過去作で読める『天使の研修期間』も読むのオススメしておきます!