色んな作品の着想源になっていそうにコメントする
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名無し
1年以上前
『ゲッターロボアーク』がアニメ化したり『ゴジラVSコング』で地球空洞説が取り上げられたり『エヴァンゲリオン』が完結したりFGO7章のアニメをようやく見たりなど、巡り合わせがいくつか重なって本作を手に取りました。 迫力ある魔獣のデザイン、バイオレンスな復讐譚など普遍的な魅力が詰まっていて数多くの作品に影響を与えた理由が一発で理解できるパワフルな作品です。 後世への影響という点に絞ると、やはり一番の見所は聖書をモチーフとした神話の再構成にあるかと思います。13人の使徒、箱舟計画、人類のアップデート、母親の守護、父と息子の対立…などなど25年間親しまれてきたエヴァの題材がさらにその20年前に大方まとめられていたのは素直に感動しました。 FGO7章の話で影響源としてよく名前が上がるのは同じく庵野監督の『シン・ゴジラ』ですが「絶対魔獣戦線」という章タイトルに本作へのオマージュが捧げられていています。 『魔獣戦線』→『エヴァ』→『シン・ゴジラ』→『絶対魔獣戦線』と自分の好きな作品に流れているエッセンスが繋がっていると思うとなんだか嬉しくなってしまいました(乱暴ですが)。 クライマックスで満を持して巨大な神の尖兵イブとアダムが現出し、一体どうなるのかと思っていたら出てきたところで最終回というのもパワフル。そんなことって…と呆気に取られたのですが『エヴァ』も大概そういう決着が多かったかもしれんと妙に腑に落ちたり。 本作そのものの面白さはもちろん、読めば他の作品ももっと楽しめるようになると思います。今読んでよかったです!(でもちゃんと完結はしてほしかった…)

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名無し
1年以上前
『ゲッターロボアーク』がアニメ化したり『ゴジラVSコング』で地球空洞説が取り上げられたり『エヴァンゲリオン』が完結したりFGO7章のアニメをようやく見たりなど、巡り合わせがいくつか重なって本作を手に取りました。 迫力ある魔獣のデザイン、バイオレンスな復讐譚など普遍的な魅力が詰まっていて数多くの作品に影響を与えた理由が一発で理解できるパワフルな作品です。 後世への影響という点に絞ると、やはり一番の見所は聖書をモチーフとした神話の再構成にあるかと思います。13人の使徒、箱舟計画、人類のアップデート、母親の守護、父と息子の対立…などなど25年間親しまれてきたエヴァの題材がさらにその20年前に大方まとめられていたのは素直に感動しました。 FGO7章の話で影響源としてよく名前が上がるのは同じく庵野監督の『シン・ゴジラ』ですが「絶対魔獣戦線」という章タイトルに本作へのオマージュが捧げられていています。 『魔獣戦線』→『エヴァ』→『シン・ゴジラ』→『絶対魔獣戦線』と自分の好きな作品に流れているエッセンスが繋がっていると思うとなんだか嬉しくなってしまいました(乱暴ですが)。 クライマックスで満を持して巨大な神の尖兵イブとアダムが現出し、一体どうなるのかと思っていたら出てきたところで最終回というのもパワフル。そんなことって…と呆気に取られたのですが『エヴァ』も大概そういう決着が多かったかもしれんと妙に腑に落ちたり。 本作そのものの面白さはもちろん、読めば他の作品ももっと楽しめるようになると思います。今読んでよかったです!(でもちゃんと完結はしてほしかった…)
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嘘か真実か陰謀論

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六文銭
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自分が何かと恵まれていないのは、何か大きな陰謀によるものではないか?という、ネットではびこる「陰謀論」がテーマの本作。 主人公は、いわゆる社会的に弱者の部類で、それでも自分にも特別な何か(人生大逆転できるようなものが)あるんじゃないかと日夜怪しいセミナーに通いながら過ごす。 そんな中、偶然出会った大学生の女性に恋してしまう。 関係を深めていくなかで、彼女につきまとうFACTという謎の組織の存在を知り、彼女を守るために接触。 そこは、陰謀論に染まった集団で、自分の境遇の悪さも、彼女と出会ったのも全てが大きな陰謀だったと諭され、気づくと彼もまたその思想に染まりはじめてしまう・・。という展開。 社会的な問題を扱う重そうな感じもあれば、コミカルなヌケ感もある。 現実を描いた漫画だから明らかに嘘っぽくも感じつつも、これ実はファンタジー漫画なのでは?と思うと真実のように感じてしまう。 ついつい、陰謀も本当のように感じてしまう。(ちょっと調べればわかるんですけどね) そんな感じで嘘か真実かわからないながら、自分なんかは読んでいたのでめちゃくちゃ楽しめた。 特に2巻。 主人公が上述した恋心を抱いている女性に、付け焼き刃的な稚拙な持論を展開し、一瞬で論破される様は読んでいてホント痛々しく、ゾクゾクした。 共感性羞恥をこれほど感じたシーンはないと思う。 4巻で最終巻らしいけど、どうオチをつけるか気になる。

まじゅうせんせん
魔獣戦線(1)
魔獣戦線(2)
魔獣戦線(3)
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