自分に嘘をついてはいけない。
ひょんなことから自分の作品(自分では作品とさえ思ってない)が独り歩きして、やりたいこととずれたり周囲から過剰に期待されたりして、ドタバタする話。 嘘は心を殺します、のようなセリフがあり、ほんとにそうだよなと共感しました。仮病や忖度なんて誰しもしたことあると思いますが、人に対して嘘をつくと、その後の自分も引きずるし、嘘をついた相手の顔をまともに見れなくなるし、心は死に、孤独になっていくよなと。 が、本作の本質はそういう罪悪感的なことじゃないんだと最後まで読んで気付きました。むしろ自分に対して嘘をついている状態の方が苦しいということなのかなと。 沁みました。再読すると思います。 ネタバレにならないよう抽象的な物言いになりましたが、ぜひ読んで欲しいマンガです。
この方、秋川星→秋波聖→鳳天と、コンスタントに名前を変えて作品を書かれてますね。ただ調べた限り月スピでも言及してないし、言い切れないですけど・・・絵が同じなので同一人物だろうと思ってます。次に載る時にもまた変わってるかもしれないですねw
それはそれとして今回の読切もなかなか好きでした。
同じ学校の生徒の中でも「この人なんか他と違うんだよな」って人、いますね。どんな人なのか知りたい、踏み込んでみたいと思うけど、そう簡単じゃないし、いざ踏み込んでしまったばかりに悪い方へ行ってしまうこともある。
主人公のやりかたはちょっと遠回り過ぎたかもしれないけど、生駒さんと萌香の関係は修復させてほしいです。