樹村みのりという作家の存在を今日まで知らなかったけど読んでみるとすごく面白い。Kindle Unlimitedスキマでも無料で読めるし電子書籍になってるものは全部読むことにしようと思う。なんで知る人ぞ知る作家になっちゃってるんだろう。ちょっと勿体なさ過ぎですね。どんな漫画でも面白ければ読むっていう漫画好きな人にはぜひ一読して頂きたい。間違いなく良さを分かってもらえる…はず。

表題作の『見送りの後で』は81歳の母親を看取った女性の話です。いつかは誰だって親を亡くすということを経験しなければいけない訳ですが、どんな人も時間をかけて喪失と向き合って乗り越えていくんだよって教えてくれます。そこに押し付けがましさがないんです。優しさと誠実さがあるんです。他に収録されてる短編も「人が生きるということ」がテーマなのかな。とにかく良作ばかりです。

読みたい

樹村みのりさん(1949.11.11- )を初めて読んだのは、
学生の頃(1973-77)、同級生(→妻)の部屋にあった
ポケットの中の季節 1-2』小学館フラワーコミックス 1976.1-1977.8

昔読んだマンガ。   樹村みのり『ポケットの中の季節 1 フラワーコミックス』小学館 1976年1月刊。190ページ。1949年11月11日生まれな樹村みのりさんの最初のコミックス。 「贈り物」『別冊少女コミック』1974年10月号 「見え...


でした。それ以来、読み続けてます。

樹村みのりさん(1949.11.11- )を初めて読んだのは、
学生の頃(1973-77)、...

こんにちは!

ネットにもあまり樹村みのりさんの情報がないので、ファンの方からのコメントとっても嬉しいです。

まだ「見送りの後で」しか読んでいない初心者なので、よければオススメを教えて下さい!

ストアに行く
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
この作品のお気に入り度は?
星をタップしてお気に入り度を入力しましょう
メモ(非公開)
以下のボタンから感想を入力することができます(別ウィンドウが開きます)
感想を投稿
完了する
フォローする
メモを登録
メモ(非公開)
保存する
お気に入り度を登録
また読みたい
悪い子

悪い子

郊外へと引っ越した先で娘の志保に出来た友達・のりこ。明朗快活なのりこは娘の一番の友達になった。しかし、ある日彼女の隠された闇を目撃してしまう――…。表題作「悪い子」他、5編収録。
あざみの花

あざみの花

田舎を飛び出して都会へ来たジョーンが見つけた仕事は、ボストン・ジャーナルの編集助手だった。そこでサッコ・ヴァンゼッティ事件と出会い、考える――。果たして、被告人は死刑にならなければいけないのか……。実際に起きた偏見による冤罪をテーマにした「あざみの花」他、「マルタとリーザ」など2編収録。
菜の花畑のむこうとこちら

菜の花畑のむこうとこちら

まぁちゃんのお家は菜の花畑を見渡せる場所にあり、お母さんと同居人の伯母さんと3人で暮らしていました。部屋が空いてるので、家計の足しに男子学生を下宿させようと募集をかけたはずが、寮を追い出され無一文の女子学生4人が下宿することに……。アットホームなドタバタコメディ。
カッコーの娘たち

カッコーの娘たち

ジョーン、ビリー、ベッキーの三姉妹は母親が長期入院することになり、別々の親戚のもとで暮らすことになる。しっかり者のジョーンは独身の叔母のもとで、ビリーは歓迎されず肩身が狭い思いをし、ベッキーは叔母の家族と楽しく過ごしていた。三姉妹はそれぞれの場所で自分の生き方を見つけていく――…。
母親の娘たち

母親の娘たち

「上野舞子は毎日が少しも充たされていない」何不自由のない幸せな家庭を築いている上野舞子は10年ぶりに高校の同級生、水島麻子に電話をかける。独身で自由に生きる彼女と話すうち、舞子は自分の人生について見つめ直す…。母親から観た娘、娘から観た母親。母娘関係について感慨させられるヒューマンドラマ。
歪んだ鏡

歪んだ鏡

高校時代の仲良しグループと久しぶりに会うことになった野川。しかしグループメンバーの沢本さんに対して会いたくないほどの嫌悪感を抱いていた。一体なぜ自分はこれほどまでに沢本さんが嫌いなのか―…?表題作『歪んだ鏡』の他、人間の繊細な心を描いた作品4作収録。
ジョーンBの夏

ジョーンBの夏

“ジョーン・B・アンダーソン”はハイスクールに通う高校生。人柄がよく誰からも好かれる彼女はある日、バーバラという女の子に声をかけられる。バーバラは以前友達だったと言うが、ジョーンは彼女を何故か覚えていなかった。
星に住む人びと

星に住む人びと

“ローマへ行くことになった主人公の少女は、「ローマだけはぜったいにひとり歩きはするな」と友人達に念を押されていた。しかしクォ・ヴァディス聖堂だけは見ておきたかった彼女は、ローマでひとり歩きをすることになる――。
すごい作家に出会ったぞにコメントする