👑勝手におすすめランキング【毎週火曜更新】彼らの犯罪」樹村みのり https://manba.co.jp/topics/55741 6位「アイアンナイト」屋宜知宏 https://manba.co.jp/topics/55673 7位「渡職人残侠伝 慶太の味」早川光/橋本孤蔵 https://manba.co.jp/topics/55694 8位「恋の神様」中西鼎/風呂 https://manba.co.jp/topics/55738 https://manba.co.jp/topics/55768 9位「獣上司に実は認められていた話」しろいぬ https://manba.co.jp/topics/55743 10位「大丈夫倶楽部」井上まい https://manba.co.jp/topics/55643 https://manba.co.jp/manba_recommends/1057
樹村みのり先生といえば笹生那実さんの「薔薇はシュラバで生まれる―70年代少女漫画アシスタント奮闘記―」にも登場されていましたが、作品を読まれたことがないという方も多いかもしれません。夏目房之介先生のコラムでは「ジャンルに捉われない作家」として取り上げられていました。 https://manba.co.jp/manba_magazines/25301 私が樹村みのり先生を知るきっかけになったのが、こちらの短編集に収録されている「夢の入り口」という作品です。主人公の友達がカルトだとは知らずに講習に参加してしまい、徐々にマインドコントロールされてしまう過程が描かれています。 他にも実際の事件をモデルに描かれた作品が収録されていて、この情報だけではとても重いテーマの短編集だと思われるかもしれませんが、樹村みのり先生の力量により不快な気持ちにはなりません。ただ「こんな時に私たちはどうすればよかったのか?」ということを優しく問いかけてくださっています。