これを「不倫漫画」とは呼べないにコメントする

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nyae
nyae
1年以上前
独特なヌルッとしたタッチで癖のある絵柄、そして方言をしゃべるキャラクターでいつもこの人にしか描けない漫画を描いてくれます。 ひとまずドラマ化おめでとうございます!と伝えたい。楽しみだ。 しかしこの記事の最後にもありますが https://manba.co.jp/manba_magazines/12230 これを単なる不倫のはなしとして片付けてほしくなくて、主人公である"中山さんの奥さん(麻衣子)"が最終的にどこへたどり着いたかがこの物語の全てだと思うので、自分一人で抱えきれない思いを背負って生きている女性の目の前の靄を晴らしてくれるようなものにしてほしい。というかドラマどうこうよりまず漫画が読まれてほしいという思いですけども。 絵柄はゆるいのに内容は緩急が激しいというか、1巻より2巻、2巻より3巻が面白いので、たぶんイッキ読みしてしまうと思います。 「うきわ」と「うわき」、ただのアナグラムかと思いきや、作中で麻衣子にとって浮き輪が非常に重要なアイテムとして扱われていて、しっかり機能しているので無理矢理感もない。浮き輪があってこそのこの漫画!という感じです。 あ、あと新連載も始まったとのことで単行本化早くも待ち遠しいです。

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nyae
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1年以上前
独特なヌルッとしたタッチで癖のある絵柄、そして方言をしゃべるキャラクターでいつもこの人にしか描けない漫画を描いてくれます。 ひとまずドラマ化おめでとうございます!と伝えたい。楽しみだ。 しかしこの記事の最後にもありますが https://manba.co.jp/manba_magazines/12230 これを単なる不倫のはなしとして片付けてほしくなくて、主人公である"中山さんの奥さん(麻衣子)"が最終的にどこへたどり着いたかがこの物語の全てだと思うので、自分一人で抱えきれない思いを背負って生きている女性の目の前の靄を晴らしてくれるようなものにしてほしい。というかドラマどうこうよりまず漫画が読まれてほしいという思いですけども。 絵柄はゆるいのに内容は緩急が激しいというか、1巻より2巻、2巻より3巻が面白いので、たぶんイッキ読みしてしまうと思います。 「うきわ」と「うわき」、ただのアナグラムかと思いきや、作中で麻衣子にとって浮き輪が非常に重要なアイテムとして扱われていて、しっかり機能しているので無理矢理感もない。浮き輪があってこそのこの漫画!という感じです。 あ、あと新連載も始まったとのことで単行本化早くも待ち遠しいです。
モリのアサガオ

死刑を執行する刑務官

モリのアサガオ
かしこ
かしこ

死刑という重いテーマと真正面から向き合った作品です。父親のコネで刑務官になり死刑囚と接することになった実直な性格の主人公・及川。凶悪殺人犯のことが怖いと感じるのは彼らのことを理解しようとしないからだ…という考えに至ってからは、積極的に彼らと関わり更生の道を一緒に模索するようになります。しかし心を入れ替えて自らの罪と向き合ってもすでに決まっている死刑からは逃れることは出来ません。いくら凶悪殺人犯とはいえ国が人を殺してしまう、命を持って罪を償うという死刑制度は本当に正しいのか、主人公は疑問に思うようになります。 登場する死刑囚たちの中でも渡瀬という男と主人公の物語を主軸に描かれていますが、個人的には食堂を経営していた家族を惨殺してしまった星山がメインの回が一番心に残りました。主人公が人形を手作りして家族というものを思い起こさせて自分の罪を認識させることに成功する訳ですが、改心してすぐに死刑が執行される展開にはなんとも言えなくなりました。そういう流れを組みながら親友と言えるまで深い仲になった渡瀬からの「死にたくない」という望みを主人公が却下したのには驚きです。最終的には疑問を持っていた死刑制度についても、死と向き合うことが自らの罪を反省するきっかけに繋がるんじゃないかという考えになっていました。 しかしモリのアサガオ2で、渡瀬の死に携わってから主人公が精神を病んだことが描かれていて、やはりこの問題は深い森の中にあるのだなと思いました。

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