5年前に旦那さんを亡くしたおばあちゃんが、ときに寂しさもみせつつ、每日明るく元気に村の人々と暮らしているおはなし。
人から勧められて読みました。このビームコミックス版は一冊300Pの上下巻ですが、あっという間に読んでしまいました。おばあちゃんは小さくて丸くてお団子頭で、THEおばあちゃんという感じです。
自分は身内含めてお年寄りと密に接することがない人生で、正直お年寄りとのコミュニケーションに苦手意識があるんですが、こういうおばあちゃんとだったら会ってみたいと思えます。
芸術家の女性が村に移住してくる話
歌手を挫折して村へ戻ってきた女性の話
明るいお嫁さんが農家に嫁いで、心配になったお父さんが見に来てしまう話
がとくに好きでした。
山間の村に暮らすおばあちゃん、ひとりぼっちだけど、いつも元気です。涙が出るほど優しく温かい、人と人との絆を抒情溢れるタッチで描いた珠玉の名作コミック、待望の刊行!