物語の冒頭、野良犬と戯れる死神に心を掴まれる。ターゲットを逃してしまい、鳩と戯れる姿もいい。
この時点で死神のことが好きになっちゃう。
殺し屋のアニタを追いかける死神。死神の手を避け続け逃げ続けるアニタ。
手に汗握るような攻防というよりは追いかけっこみたいでなんだか楽しそう(死神は自身喪失して子犬と戯れてる。とてもかわいい)。

自分を必要としてくれて、そばにいてくれる人がいること。たとえ死神だとしてもアニタにとっては救いだったんだろうし、死神にとってもアニタの存在が生きる意味だったんだろうなあ。
とても素敵な作品でした。

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