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貧乏すぎて草を食って生きている占い師(自称)の主人公が、空腹のあまりある大学の薬草を育てている庭に入り込んで捕まるところから始まります。
薬学部の教授や生徒の面々とのドタバタがメインですが、主人公がお腹が満たされている状態で人の手に触れると未来や過去が見える能力があるのがおもしろい。
家賃滞納で家を追い出されて、学部内に間借りして暮らしたり、いつも空腹だったり、食べてはいけない草を食べてしまったりと一般的な人間の生活とはかけ離れすぎてて読んでて可哀想になるんですが、当人がとにかく元気なのが救いです。
全1巻でちゃんと終わってますけど、もっと続いてもおかしくないのにと思いました。