作者は『北城百畫帖(カフェーヒャッガドウ)』のAKRU先生。絵柄の変わりように驚くが、その丁寧な時代考証などのリサーチ力はそのままに、実用性と愛情を兼ね備えた素晴らしいガイドになっている。グルメ情報だけでなく、台湾人の考え方やライフスタイルが見えてくるあたり、マンガの伝達力ってやっぱりすごいと思った。

台湾へは一度だけ行ったことがあって(これにも載っている金峰魯肉飯は本当にうまかった…!)、その時に一通り調べたつもりだったが、ぜんぜん知らない情報も沢山載っている。自分がもっと若ければこの本を片手に台湾に行って1日5食くらいしたいところ。せめてコロナが収まってくれたらなぁ。

読みたい

台湾ごはん何食べる? 台湾人・阿米と日本人・美菜の食楽記

たいわんごはんなにたべるたいわんじんあーみーとにほんじんみなのしょくらくき
著者:AKRU
最新刊:
2020/11/11
たいわんごはんなにたべるたいわんじんあーみーとにほんじんみなのしょくらくき
台湾ごはん何食べる? 台湾人・阿米と日本人・美菜の食楽記
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
フォローする
メモを登録
メモ(非公開)
保存する
お気に入り度を登録
また読みたい
龍行旅

龍行旅

日本からも近く、多くの日本人が訪れる台湾。自然と歴史の交わる魅力的なこの国には優れた漫画文化があった。台湾漫画界のエース、AKRUが描くオリエンタルファンタジー作品集。辻芸人をしながら龍を探し各地を旅をする龍族の朔と弟の満月。赴く先で出合う怪異が巻き起こす事件を超常の力で鎮め、人々の心に平穏をもたらしていく。台湾の神秘と優しさが美しい感動を生む傑作登場。

偶使

偶使

明治統治時代の台北に潜む鬼神とは(青騎士9B号/前編・10B号/後編)

試し読み
北城百畫帖(カフェーヒャッガドウ)

北城百畫帖(カフェーヒャッガドウ)

1935年の台北城は、夜であっても、眩しく奇異な輝きを放つ、夢のように美しい場所だった。そんな台北城の一角に、百畫堂という名のカフェーがひっそりと建っていた。一階と二階には、甘いデザートに、氤?な香り、その中を忙しく往来する女給たち。三階は、関係者以外立ち入り禁止となっている、店主の書斎。ここには、豊富な蔵書、多様な収蔵品のほかに、一般の人には見えない幽霊と妖精が潜んていて……。『北城百畫帖』は史実にファンタジー要素を注ぎ、奇妙で懐かしい台湾を再現した作品。さぁ、あなたも当時の台湾に思いを馳せ、台湾の「昭和浪漫」に浸ってください。

さすがの情報量と台湾愛に満ちたガイドにコメントする
※ご自身のコメントに返信しようとしていますが、よろしいですか?最近、自作自演行為に関する報告が増えておりますため、訂正や補足コメントを除き、そのような行為はお控えいただくようお願いしております。
※コミュニティ運営およびシステム負荷の制限のため、1日の投稿数を制限しております。ご理解とご協力をお願いいたします。また、複数の環境からの制限以上の投稿も禁止しており、確認次第ブロック対応を行いますので、ご了承ください。