2巻にして更に謎深まる。
ほっこりのほほんとした内容の漫画かと思いきやそうでもない。 言葉に結構深みと重みが感じられ、謎が多くファンタジー要素強めな漫画。 でも、ナツネとタヌロヲ達(タヌキ)可愛いです。 段ボールで寝てる所、高尾山に帰るのに電車の上に乗って帰る所癒されたなぁ。 正直、どうなってるんだ?と思っても気になって読んでしまいます。
いいなずけだなんて認めない! 高尾山から田中のもとに突然やってきた言葉を喋るキツネとタヌキ。二匹は彼を自分たちの“いいなずけ”だと言い…おませなキツネが織りなす動物×人のユルくて深イイ現代ファンタジー
2020年6月に連載がはじまった作品
子供の頃に高尾山で親キツネと親タヌキを助けた主人公 田中
その恩返しとして、子ぎつねと子だぬきがいいなずけとして会いに来ることから始まる物語
とにかく、きつねとたぬきが愛らしい!カワイイ!ほっこりする!モフモフしてそう!
と読むと癒やし効果がきっとある!
男性向け女性向け関係なく、誰にでもオススメ出来る作品です。
「じゃあ、カワイイだけの作品なの?」と言うと
違います!子ぎつねたちが自分たちが知らなかった世界に飛び出していく『広がり』と主人公 田中くんの止まっていた心が『動き出す』、三人四脚な成長の物語であると私は思っています。
それは無料公開されている一話の見開きのキャッチコピー
「一人と二匹、運命の交差する先はーーー。」
でも、暗に示されていると思います。
運命×交差 のキャッチコピーでカワイイだけで終わるわけがないです!
特に私が注目しているのは、きつねちゃんの台詞回し
独特な喋り方だけど、何処か詩的で美しい
『わあ・・・なんてキレイなんだろ、もっともっと早くに、こうしておけばよかったんだよ』
人では無いキャラクターであり、且つ子供、初めて人間の世界に出ていく緊張感があるはずで、作者 トキワセイイチ先生も結構こだわってセリフ作りをしているのでは?と考えます。
まだまだ話は動き出し!
単行本1巻が2月に出るので、今が読みどきです!