あらすじ

いいなずけだなんて認めない! 高尾山から田中のもとに突然やってきた言葉を喋るキツネとタヌキ。二匹は彼を自分たちの“いいなずけ”だと言い…おませなキツネが織りなす動物×人のユルくて深イイ現代ファンタジー
きつねとたぬきといいなずけ 1巻

いいなずけだなんて認めない! 高尾山から田中のもとに突然やってきた言葉を喋るキツネとタヌキ。二匹は彼を自分たちの“いいなずけ”だと言い…おませなキツネが織りなす動物×人のユルくて深イイ現代ファンタジー

きつねとたぬきといいなずけ 2巻

【『第25回文化庁メディア芸術祭』マンガ部門、新人賞受賞作!】 人間である田中ともっと仲良くなりたいと思うナツネ。そして彼女の気持ちに呼応するように、動物たちの村は均衡を崩し始める。一 方、他者との関わりに一線を引いていた田中はナツネとタヌロヲとの奇妙な交流で、“自分に欠けていたモノ”をいつの間にか手にしつつあることに気づく。動物と人の“奇妙な関係(いいなずけ)”が行きつく先は――。ユルくて 深イイ迷言だらけの現代ファンタジー第2巻!

きつねとたぬきといいなずけ 3巻

ひそひそ、わちゃわちゃ、いつまでも。いいなずけ・田中への想いをナツネから聞いたおばあは“儀式”のために彼を村へ連れてくるよう命じる。しかし、その儀式はナツネが望む未来ではなかった。ナツネは村を出て田中と暮らそうとするが、それは村を崩壊に導くものだった……。奇妙な出会いは結ばれ、やがて大きな縁へ。行先は――無限。ユルくて深イイ迷言だらけの現代ファンタジー遂に完結!!

きつねとたぬきといいなずけ

ユーモア?ラブ?コメディ?だけでは無い?2020年注目作

きつねとたぬきといいなずけ トキワセイイチ
なかやま
なかやま

2020年6月に連載がはじまった作品 子供の頃に高尾山で親キツネと親タヌキを助けた主人公 田中 その恩返しとして、子ぎつねと子だぬきがいいなずけとして会いに来ることから始まる物語 とにかく、きつねとたぬきが愛らしい!カワイイ!ほっこりする!モフモフしてそう! と読むと癒やし効果がきっとある! 男性向け女性向け関係なく、誰にでもオススメ出来る作品です。 「じゃあ、カワイイだけの作品なの?」と言うと 違います!子ぎつねたちが自分たちが知らなかった世界に飛び出していく『広がり』と主人公 田中くんの止まっていた心が『動き出す』、三人四脚な成長の物語であると私は思っています。 それは無料公開されている一話の見開きのキャッチコピー 「一人と二匹、運命の交差する先はーーー。」 でも、暗に示されていると思います。 運命×交差 のキャッチコピーでカワイイだけで終わるわけがないです! 特に私が注目しているのは、きつねちゃんの台詞回し 独特な喋り方だけど、何処か詩的で美しい 『わあ・・・なんてキレイなんだろ、もっともっと早くに、こうしておけばよかったんだよ』 人では無いキャラクターであり、且つ子供、初めて人間の世界に出ていく緊張感があるはずで、作者 トキワセイイチ先生も結構こだわってセリフ作りをしているのでは?と考えます。 まだまだ話は動き出し! 単行本1巻が2月に出るので、今が読みどきです!