寿司とガールの不思議な関係
『ショムニ』や『ちひろさん』の作者・安田弘之さんが好きなので読みました。「寿司ガール」とは、寿司の妖精のような存在です。寿司ガールはなぜか悩みを抱えた女性の前に現れます。誰にも言えないような気持ちや本音を、寿司ガールになら話せるというのが不思議な関係だと思いました。なぜ寿司なのかはわかりませんが、楽しそうに過ごしているのを見ると理由はどうでもよくなってきます。寿司ネタの種類だけ寿司ガールが存在していて、頭に寿司ネタを乗せているのが可愛いです。「イクラパトラ様」とか、名前にシャレが効いていて好き。しみじみと良い漫画だと思います。