心暖かい人達しかいないホテル。
ホテル・メッツァペウラへようこそ 福田星良
この作品のページを開くと一気にフィンランドに行った様な気持ちになる。フィンランドの冬がすごく過酷なのも初めて知りました。いつか行ってみたいな。
こんな素敵なホテルに来たら、心から元気になれそうだし、癒されるんだろうなぁ。
ジュンくんとアードルフとクスタの二人の距離感が縮まって、読み進めるほど愛だなぁ素敵だなぁって作品から感じられたのも良かった。
ジュン君、とっても優しい子で、一生懸命で、、お母さん、フィンランドにいると良いなぁ。
ホテル・メッツァペウラへようこそ
真冬、客のいないフィンランドのとあるホテル。そこで働くシェフのクスタとホテルマンのアードルフの2人は、ホテルの外に見知らぬ男が立っているのに気づく。
その正体は、刺青だらけの日本人・ジュン17歳。施設育ちで身内はいないというが、なぜ、どうやって、彼はこんな場所に行き着いたのか?
アードルフに気に入られ、ホテルマンとして働くことになったジュン。優しい見た目に反しとても厳しいというアードルフのもとで、ホテルマンとしての新たな人生が幕を開けます。