来陽と青梅
友達だと思っていた子からのアウティング描写が辛く、読んでいてもメンタルをやられてしまうので気分が安定している時に読むべき。デビュー作で「自分から言葉にして伝えること」を描いていたのに対して、今作では他人からのアウティングを正面から描いている。 同性愛者当人である淳と同性愛者に人生を壊されてしまった心とのダブル主人公でやりたかったのかな…?と思うが、描き切れていない感じも。 現役大学生作家としてデビューした深山はな先生、まだ別の作品も読んでみたかったが、これを最後に筆を折ってしまったようで残念。
あんまりネタバレにならないようにまとめました。(15話まで)
鮫川 淳(さめかわ・じゅん)
主人公。女子バレー部。
六丸 玄(ろくまる・げん)
男子バスケ部。
赤星 圭(あかほし・けい)
高校生。「めの屋」でバイトしている。
佐古 晶(さこ・あきら)
たい焼き屋「めの屋」の店長。心の叔父。元・中学校の社会科教師。
梅島 心(うめしま・しん)
晶の甥。淳と同じクラス。
牧野 千(まきの・ゆき)
心の兄。圭が中1のときの教育実習生。
加國澄子(かくに・すみこ)
図書委員。自分のことを「僕」と言う。
瑠莉(るり)
クソ女。
これまとめてるとき思ったんですけど、淳たちって中2ですよね?
1巻の裏表紙とか電子書籍のあらすじは中1って書いててあれって