くらわしてやらねば ならんッ!然るべき報いを!
個人的にはJOJOのスタイルより好きです! ちょっと一風変わった謎解きものに分類されますかね??JOJOにも頭脳戦の要素はありますが、アクションも全面に押し出されているため、ジャンル分けするとアクション活劇になると思いますが、こちらはアクション要素があまりないので、純粋な頭脳戦ものになってます! 確かに初期の作品なので、荒削りな部分もあるのですが、アイデアが好みで、もしこれが第8部まで続いていたら・・・金田一の斜め上をいく唯一無二の変態謎解きマンガが生まれてたのではないでしょうか!! ぜひJOJO9部はビーティーのスタイルでやってほしいです!!(というかキシベッチシリーズがそんな感じにもなってますかね。) 公一くんの手品教室もさり気にCOOLです。
『ジョジョ』の荒木先生の初連載作品
作品の雰囲気はロマン・サイコホラーと言った感じです。
正義漢でもなければ悪役でもない
ダークヒーロー的な造形の主人公のビーティは当時のジャンプでは相当新しかった
のではないでしょうか?
荒木先生が同じ歳で『キン肉マン』を描いたゆでたまご先生に負けないために自分の個性を探っている時の作品で、当時ではあまりなかった『バビル2世』風の知力を使っての戦いと高橋葉介先生風のロマン・サイコホラー
に影響を受けて作った大クセ漫画です!
『ジョジョ』に至るまでの荒木先生の格闘が窺える荒木ファン必見の作品でだと思います!
この格闘は次回作の『バオー来訪者』に引き継がれていきます!