ウチはオランウータンのオラミ! お隣さんにガチ恋中の何処にでもいる「普通」の女の子! ヨロシクね!「こんなマンガ見たことない」「全ページにパワーワード」「ツッコミが追いつかない!」1巻発売前からドチャクソ話題沸騰、爆笑&混乱の嵐!! 何処にでもいる普通のオランウータン女子・オラミ(18)はお隣に住む人間・イツキ教授(50)にガチ恋中! 恋に奥手な握力500kg女子は優しいおじ様に振り向いてもらえるのか!? 一度読めば超絶ポジティブなオラミと放たれるパワーワードにみんな夢中! 種族なんてどーでもいい。恋愛とギャグの極上ハーモニー、マジLOVE200%な動物界のドチャクソ本気ラブコメ!!
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愛しのアニマリア
同著者の『ワニ男爵』で、その唯一無二な笑いの感性にやられた者です。
その特徴は、大笑いする感じではなく、クスリというか、じわるというか、独特の言語センスが染み込む笑いを提供してくれるのです。
本作『愛しのアニマリア』も、同じ流れを踏襲しつつ、ワニ男爵よりもややテンション高めに設定されて、個人的にはドツボでございます。
握力500キロラブを筆頭に、主人公オラミが最初はネタキャラだと思っていたのですが、なんだか段々可愛く見えてくるから不思議。
ケダモノなのに、もう可憐な乙女です。
思い人の隣に住むオジサマに振り向いてもらうため、一途に、けなげに想いをぶつけていくのです。
(物理的にも。壁に穴とかあけちゃうし。)
また、オラウータンだけど、ギャルっぽい言葉遣いなのも一周まわって良いです。
親友フリルとのかけあいが最高です。
恋する乙女は無敵なのだと痛感します。色んな意味で。