観音様より、何よりも人間が恐ろしや
引きつけられる物語の始まりから、続きが気になるで3巻あっという間に読んでしまった。 なぜ光と音の母親が帰ってこなくなったのか、村に観音様が聳え立っていて、村の人皆んなが拝んでいて(すごく異様な光景)皆が皆怖い。主人公、時生の友人の陽亮も怪しすぎ!などなど謎が多すぎて先に進んでしまいました。 光と音の父親の愛情、目も顔つきもちょっと怖いな。から始まり最後、謎は解けたようだけど、、もやっと背筋ゾクっとするこの感じ、何だろうなぁ。。
スタジオジブリ・鈴木敏夫氏、激賞!!! 赤坂時生の妻は3年前に村から失踪した。光と音という可愛い双子を残したままに。時生は何を見落としたのか? この村がおかしいのか? 誰を信用したらいいのか? この村に建つ巨大で無口な観音様だけが総てを知っている―― この異様で、理不尽な世界で、家族の愛だけは確かなんだ。
大きな観音像が見守る、とある村で暮らす親子。
父親の時生と双子の子ども・光と音。2人の母親は3年前に“いなくなった”。
時生は何故か、異常なほどに2人に対して過保護である。そして時生はある日、村の人々が狂ったように観音様に手を合わせている光景を目の当たりにする。
一見平和でのどかな村に見えるけど、確実に何かがおかしい。半分になった世界とはなんなのか?なぜ母親はいなくなったのか?
謎が多すぎて何もかもが不穏でしかないけど、とにかく続きが気になりすぎる。