続きはよ
現世で死んだ有名武将や哲学者、陰陽師などがファンタジーの世界に召喚される系のストーリー。織田信長、那須与一、ジャンヌダルクや土方歳三などが敵味方に分かれて戦う。これだけ見るとありきたりでスッゲェつまんなそうだけど超面白いからどうぞ。
紀元1600年、天下分け目の関ヶ原……敵陣突破の撤退戦「島津の退き口」「捨てがまり」で敵将の首を狙うは島津豊久!!生死の狭間で開いた異世界への扉……現在では無い何時か、現実では無い何処かへ、戦国最強のサムライは、新たな戦世界へ招かれる!!異才・平野耕太が描く新世界が今、拡がる……
2巻までしか読んでない私がふつつかながらもとにかく1つ確かに言える事がある
エンタメ性が非常に強い
伏線も何もかもエンタメ性を維持するのに不要な要素をとことん削ぎ落とし高いテンポで進む物語と"カッコよさ""恐ろしさ"を生け写しにしたような絵、途中で差し込まれる酷い(最大の賛辞)ギャグが読者を圧倒する
しかしドリフターズの良いところはそれだけに止まらない、確かな小ネタや設定の元に成り立っているのもこの漫画の魅力だろう
特に人間の心理を巧みに突いた戦術の描写は恐ろしい程凄みがある この辺りは履修範囲が凄まじく広いヒラコーの強みだろう
非常にグダグダな刊行ペース(ヒラコー故致し方無し)にも関わらず確かに人気を維持するに値する凄まじい漫画の1つである