堅物小説家と妻が遺したレシピ帳
とにかく堅くて真面目な時代小説家・米蔵は、最愛の妻を病で亡くし、仕事どころか生きる気力さえなくしていたが、妻が遺したレシピ帳に載っているかんたんな料理にチャレンジすることで、自分の小説のファンでもあった妻のためにも生きようと決意するという1話目から感動が止まらない内容でした。料理を入れるお皿を探している時にイラストと同じお弁当箱を選ぶシーンがとても良かったです。
昔、空飛ぶイイ女。今じゃただの肉体労働。CA=客室乗務員の魂の叫びを聞けっ!ポストバブルを生き抜くイマドキCA・山田紗依の、金、オトコ、幸せは…!?イイ女になりたくてCAになったのに、仕事はキツくて安月給。男にモテたためしもなく、今夜もサエは、同僚の恵やユカに愚痴をこぼしまくる。そんなサエがCAになろうと考えたのは、大学一年の春のこと。当時、田舎から出てきたばかりのダサい女だったサエが、初めての合コンの席で“肉じゃが”にまつわる大恥をかかされたことがキッカケらしく…。
憧れの職業であるCAの実際の仕事でのあれこれが、面白く描かれています。CAという仕事を表面だけしか理解していなかったのですが、この漫画によって、実は華やかさの裏には過酷な現実があることを知り、かなり勉強になりました。ひとつひとつのストーリーが爆笑ものなので気持ちが上がります。