あらすじ

仕事帰り、99円ショップに立ち寄ったサエが、店内で同業者らしき女と遭遇した。業界用語使いまくりでケータイ通話中の彼女に、目当てのチョコ菓子の棚をふさがれたサエは背後を右往左往。やむなく背中越しに手を伸ばすも、一瞬早くその女に最後の一個を取られてしまう。「20円くらいケチるな」と捨てゼリフまでくらい、怒り心頭のサエだったが…。
CAとお呼びっ! 1巻

昔、空飛ぶイイ女。今じゃただの肉体労働。CA=客室乗務員の魂の叫びを聞けっ!ポストバブルを生き抜くイマドキCA・山田紗依の、金、オトコ、幸せは…!?イイ女になりたくてCAになったのに、仕事はキツくて安月給。男にモテたためしもなく、今夜もサエは、同僚の恵やユカに愚痴をこぼしまくる。そんなサエがCAになろうと考えたのは、大学一年の春のこと。当時、田舎から出てきたばかりのダサい女だったサエが、初めての合コンの席で“肉じゃが”にまつわる大恥をかかされたことがキッカケらしく…。

CAとお呼びっ!(2)

仕事帰り、99円ショップに立ち寄ったサエが、店内で同業者らしき女と遭遇した。業界用語使いまくりでケータイ通話中の彼女に、目当てのチョコ菓子の棚をふさがれたサエは背後を右往左往。やむなく背中越しに手を伸ばすも、一瞬早くその女に最後の一個を取られてしまう。「20円くらいケチるな」と捨てゼリフまでくらい、怒り心頭のサエだったが…。

CAとお呼びっ!(3)

CA3年目を迎えたサエ。あと1年で正社員になれるということも手伝って、この日は朝から「かっこいいCAになってやる」と気合い入りまくり。だが、新聞の占いで「とんでもない強敵が現れるかも」と書かれていた通り、まもなく2人の強敵に出会うはめに。1人は自動的に正社員に昇格できる制度を撤廃すると言い出した客室部部長・佐野。そしてもう1人は…?

CAとお呼びっ!(4)

占い師に「運命の人と出会ったね」と言われたことから、ヘボキのことが好きだという自分の想いを確信したサエ。翌日、「あいつに気持ち、ぶつけてくる」と言い放ってヘボキに会いに行ったサエを、恵とユカは興味本位で追いかけるが、ヘボキを前にしてサエの口から出た言葉は、意外にも「あんたとはつき合えない」で…?