四の五の言わずに読んでほしい名作…!! #読切応援

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うおお〜〜! もう、とんでもないものを読んでしまった…凄まじい!! 扉絵を見た時点で「うわこれ絶対おもしろいやつ」と思ったし、実際半端じゃない面白さだった。


(『奈落の仔奈落の仔辻田大誠辻田大誠 週刊少年ジャンプ週刊少年ジャンプ2020年19号より)

まず何よりもこの作品について言いたいのが、絵の上手さ。

スタイリッシュなキャラクター、かっこいい構図、白黒ハッキリした塗り、世界の解像度を高める背景・小物の描き込み。

週刊少年ジャンプの名作に共通する「技術的な経験則」をすべて抑えてあって、紙面が完全に「面白い少年漫画」のそれで、もはや絵だけで「あっ面白い」と脳が認識してしまうレベル。

辻田先生の絵に関して、自分は全肯定大絶賛なんだけれど、仮にこの絵を「へたくそ」と言う人がいても、その言い分はなんとなくわかる。

辻田先生の画風はONEONE先生と共通するところがあると思う。

細かい描き込みや構図という、見せ方(表現)のセンスがずば抜けていて、かつ絵の線に『独特の歪み』があって素晴らしい味わいを生み出しているところが似ている。

そして2人とも、線の歪みが顕著なコマがある一方で、ここ一番の大事なシーンでは線を研ぎ澄ませ絵のクオリティを高めているところも共通している。

この『線の歪み』という一部分にだけに注目してしまうと「へたくそ」に見えるかもしれない。


(『奈落の仔』辻田大誠 週刊少年ジャンプ2020年19号より)

…………。

否定的な人を想定して、先回りして理解があるようなことを書いてみたけど、いやでもメッッッッチャ絵上手いでしょ…!?!!! 見ればわかるよな??? 最高だよ絵のセンスなにもかも…。

そして絵だけじゃなくて、キャラクターもストーリーももっと読みたくなる設定でたまらない。

キャラクターの設定も、クセが強すぎずベタすぎず(個人的に「ウジウジした弱虫」「明るさだけが取り柄の馬鹿」はもう見飽きてるので勘弁)ですごくいい。100万本の刀拾いをしていた少年が、死にかけの男から神の宿る妖刀をもらうっていう導入がクソ格好良い。

サイドキャラクターの魎も凶子も出しゃばりすぎず、しかしそのバックグラウンドを自然と想像してしまう存在感がある。そしてそんな2人との出会いで主人公は成長する。

はぁ〜! 良良良〜〜〜!!!!
いや、ホント良さしかない…!!

本編の前に掲載されている「ご挨拶」によると、先生は1998年生まれで14歳14歳から持ち込みをされているとのこと。ここらでぜひ連載していただきたい…!!

辻田大誠先生の次回作、『連載』を楽しみにしています!!

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