定番の青春恋愛ものではないです
少女漫画のような繊細な絵が特徴です。 最初は、普通の青春恋愛ものかと思っていましたが、それだと企画会議に通りませんよね。 そんな漫画は五万とありますから。 そこで登場するのがLGBTです。 とても現代っぽくて、マイノリティな考えを表通りに発信してくれる作品だと思いました。 でも、もう定番の青春恋愛漫画が新連載する事なんてないんだろうなと思った今日この頃です。
人生の岐路に立つ高3の春――。一ノ瀬太一は、なぜか苦手と感じる空勢二葉、幼馴染でリア充な三田桃真の2人と同じクラスになる。ある日、二葉から桃真への恋心を打ち明けられ、協力してほしいと頼まれた太一は…!? 青春に染まりゆく3人の新“純”愛物語、開幕!!
個人的に漫画的な二頭身とリアルな顔の差が大きいと思うこの漫画。
最初から劇的なシーンはリアル調になるんですが最終回間際でより如実になってる気がします!
登場人物に感情が篭ってる…!!!!
表情がなんとも言えない!
だいたい同性が同性を好きになる漫画で告白シーンがあったとしてもそのあととか第三者とかの反応は有耶無耶にしちゃうと思うんですよ。
何故なら多分作者的には一番描きたいシーンがあってそこにピントを合わせてしまうと他を語るまではできないから。
でもこれ「好きだ」と告白するまで、告白してから、を饒舌に繊細に語ってある漫画だと思うんです。
青臭いようでみんな考えていることは大人で筋が通ってて。
次最終回ですが、実は今アツい漫画だと思うのでできるだけいろんな人に読んでほしいです!