最新話で綾瀬川が覚醒したぞ!!
最新話でついに!綾が覚醒をしましたね!エヴァで言うところの覚醒と同じ意味なので心配ではありますが、これから益々タイトル通りの「功罪」っぷりを発揮してくれることでしょう。 ということで単行本を読み返してみました。運動神経だけではなく、身体能力、そして頭脳と、スポーツをする為の全てに恵まれた小学5年生の綾瀬川。U12の日本代表でもエースに選ばれ、他の代表選手からも「俺の世代にはずっとコイツがいるんだ…」と恐れられる程の逸材っぷり。しかし綾瀬川の本心は只々みんなと楽しく野球がしたいだけ。そう、綾本人も自分の才能に傷ついているのです。でも誰もそれを知らない。いてもイガくらいかな? 私は野球に関して全くの無知なんですがそれでもハマるのは、これが「才能」の話だから。やはり圧倒的な才能は人を翻弄するんですよ!!恐ろしやです。 日本代表の並木監督があのまま綾の面倒を見てくれたらよかったけど、このまま足立フェニックスで限界まで投げ続けたらプロになる前に選手生命が絶たれそうで心配ですね。ストーリーの冒頭で何回か高校球児になった綾が出てくるけど「この試合で壊れてもいい…!」と言ってたのが気になる。それがどういう意味なのか。やけっぱちなんだろうか。今のところ理解者になりそうな人が大和しかいないけど、東京と大阪で距離もあるし、大和もプレイヤーになりたそうだし、どうなっちゃうんだろう…。 将来は大谷さんのようになってくれたらいいのにな〜と思うのも綾にとっては大きなお世話なんだよね。とにかくハッピーエンドであってくれ!!と願いながら読んでます。
女子高生が川の中で彼氏にもらったネックレスを探していると、父が助けに来る。12年ぶりに会う父に連れられて、ネックレスがあるという場所を目指し険しい山を登るのだけど、道中でする親子の会話(特に父が言うこと)がなんだかよくわからない。
頂上に辿り着くと階段があり、下へ降りた先で扉を開けるとそこには大きな滝が広がっていた。実は最初からネックレスを持っていた父親は、娘を元の場所へ戻すため滝へネックレスを放り投げる…というあらすじ。
【週刊ヤングジャンプ No.13掲載特別読切】父と娘が12年ぶりに再会!?
「なんかよくわかんねーな」と思いながら読んでいくと、最後の最後に、どうやら娘は階段から落ちて頭を強く打ち、死後の世界を彷徨っていたらしいとわかるのが面白かった。
滝に飛び込むと違う世界に行くとこが、恩田陸の『ロミオとロミオは永遠』にみたいで個人的にすごく好き。
世にも奇妙な物語感がある、いい読み味の読切だった。