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女子高生が川の中で彼氏にもらったネックレスを探していると、父が助けに来る。12年ぶりに会う父に連れられて、ネックレスがあるという場所を目指し険しい山を登るのだけど、道中でする親子の会話(特に父が言うこと)がなんだかよくわからない。
頂上に辿り着くと階段があり、下へ降りた先で扉を開けるとそこには大きな滝が広がっていた。実は最初からネックレスを持っていた父親は、娘を元の場所へ戻すため滝へネックレスを放り投げる…というあらすじ。
【週刊ヤングジャンプ No.13掲載特別読切】父と娘が12年ぶりに再会!?
「なんかよくわかんねーな」と思いながら読んでいくと、最後の最後に、どうやら娘は階段から落ちて頭を強く打ち、死後の世界を彷徨っていたらしいとわかるのが面白かった。
滝に飛び込むと違う世界に行くとこが、恩田陸の『ロミオとロミオは永遠』にみたいで個人的にすごく好き。
世にも奇妙な物語感がある、いい読み味の読切だった。
父と娘が12年ぶりに再会!?(週刊ヤングジャンプ2020年13号)