このへんにモンキーピーク・シリーズの
独特な個性があると思う。
なんだか原作者と作画先生と読者それぞれで
主人公も他のキャラも、設定というか
印象や認識にズレが色々と生じて、
そしてそれが意図していない結果ではアルが、
微妙にマンガとして面白くなっているというか。

例えば前作の林ちゃん。
原作者の先生は、純粋なんだけれど薬害被害に怒り、
一般人を巻き込むことに心を痛めながらも復讐に命をかける娘、
と設定したのではないかと思う。
だが読者からすれば、一般人を巻き込んで殺すは、
それでいて中途半端に涙を流すは、
もっと簡単に復讐を遂げる術もあっただろうにやらないは、
そしてそれだからこそ犯人側だと思わなかったのに
犯人だったってナニソレ
みたいな印象に終わったのではないかと思う。

今回の赤崎もそんなパターンのキャラかな、と思ったりする。
自分はいまのところ、間違った博愛主義者って印象を
受けているけれども、果たして原作者の先生が
「純粋すぎて非現実的な博愛者」として設定しているのか、
「実は裏があるドス黒い精神の女狐」と設定しているのか、
一般読者がどう感じているか、
不明だし微妙。
果たして赤崎はこの先、どういう役割を見せてくれるのやら。

今週のモンピク ザ・ロックについて語ろうにコメントする
モンキーピーク the Rock 1巻
モンキーピーク the Rock 2巻
モンキーピーク the Rock 3巻
モンキーピーク the Rock 4巻
モンキーピーク the Rock 5巻
モンキーピーク the Rock 6巻
モンキーピーク the Rock 7巻
モンキーピーク the Rock 8巻
モンキーピーク the Rock 9巻
ストアに行く
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
この作品のお気に入り度は?
星をタップしてお気に入り度を入力しましょう
メモ(非公開)
以下のボタンから感想を入力することができます(別ウィンドウが開きます)
感想を投稿
完了する
フォローする
メモを登録
メモ(非公開)
保存する
お気に入り度を登録
また読みたい