神社の境内というちょっと変わった場所にある本屋さんが舞台。かなり調子のいい性格の主人公・中河泰弥がその書店でバイトを始めるところから物語が始まる。が、どうもその神社の"神様"らしき何かに見初められたらしく、バイト初日から泰弥の周りでは不思議な出来事が次々と起こっていく。
その不思議な出来事によって泰弥には大なり小なり不憫な目に遭うことになるが、その代わりに周囲に幸せをもたらしてゆく。いろんなハプニングが起こっても最終的には全部丸く収まってくれるし、当の泰弥は前述の通りお調子者なので不憫さをむしろ明るく、時に厭味ったらしく切り返していくので、いい塩梅のコメディとして成立してる。「スキップとローファー」のように、読んだ誰もが楽しい気持ちになれる作品。

1巻まで読了

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嘘から出た真琴

嘘から出た真琴

新倉健介は小学3年生のとき、転校した先のクラスでの自己紹介で「真琴という名前の彼女がいる」と嘘をついた。それから中学に上がるまでの4年間“架空の彼女”の設定をでっち上げ続けた健介。中2になった健介の前にある朝“真琴”が現れて…!?嘘つき少年に起こる現実と幻想のボーダーレス・ストーリー!

北海道×書店×すこしふしぎにコメントする
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