平成レトロなグルメ漫画
漫画アプリでグルメ漫画を読むと、絶対おすすめに浮上してくる作品。毎回毎回見かけるので気になりすぎて読み始めました。 絵柄といいストーリーといいキャラクターといい、古き良きやつです。これが平成レトロというやつか! チーズの魅力を日本に広めるべくやってきたフランス生まれの美女・レミ。 持ち前の天真爛漫さとチーズへの愛を武器に、ひと癖あるお客さんたちを虜にしていきます。 ご都合主義でツッコミどころもあるけど、情報量の多さと明るさがとてもよいです。元気になります。 レミちゃんの屈託の無さにだんだん魅了されますね。 穏やかな日常系のグルメ漫画も好きですが、バトルに蘊蓄にトラブルに人助けに…要素盛り盛りのグルメ漫画もやっぱり面白いです。
漫画TIMESってオヤジ漫画誌なのに、こんなキュートな絵柄の作品も連載しているからあなどれません。またテーマがラーメンや寿司じゃなくてチーズですよ。こんなオシャレ感全開でいいの?と思いましたが、なかなかの人情話になっていて、オヤジにもしっかり読ませてくれる王道漫画に仕上がっていました。主人公はフランス生まれの日本人・レミ。20歳でチーズ鑑評騎士(シュバリエ)の称号を受け、意を決して日本へ。その理由とは、日本でチーズの素晴らしさを広めるため、そしてまだ見ぬ祖父母を探すため…。その過程でさまざまな人との出会いがあり、そこにチーズが絡んでくる。うんちく漫画にはありがちな展開かもしれません。ですが、身近でありながら、日本人に知られていないことの多いチーズという素材を、うまく人生に結びつける構成はなかなかなもの。チーズの種類や歴史の説明もさっぱりしていて嫌味もなし。知識もつきますから、BARでのネタにしているオヤジもいるかもしれませんね。