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金剛寺さんは面倒臭い

デスメタル聴きながらふわふわシフォンケーキ♡を食べてるみたいな漫画

金剛寺さんは面倒臭い とよ田みのる
Miyake
Miyake

ハイッ!みんな幸せッ!! ココロのなかのネコチャンを解き放つシーンが好き。 仏のように優しい「鬼」と、全ての行動に根拠と理由をつけたい堅物女子の恋愛物語。 常にナレーションが叫んでいる。そして文字が多い。 情報の瀑布と熱量でぶん殴ってくる感じが心地よい。 そこそこ重めのシーンとかもあって、樺山くんも金剛寺さんも「死にたいといつも考えている」なんて言葉を放ったりする。けど、その重さを軽々ぶっ飛ばすだけのパワーのあるノリがあるから、読んでいてその重さをあまり感じることはない。 ミサイルが発射されたり、地球滅亡レベルの隕石が飛んできたり、天災がおこったり、強盗が店を襲ったり、極楽と地獄の戦争が勃発したり、てんやわんやの事件も盛りだくさんだけど、本編とは大きく関わりのない話である。 ちなみに誰も死なないし不幸にならない。 デカい事件と並行してラブストーリーを中心に据えるこの強引さが良い。 ハートフルなメルヘンカフェでふんふわシフォンケーキを食べながら、店内のBGMはデスメタルが流れてるみたいな。 一見バランス悪そうだけど、暴力的なまでのラブアンドピースハートフルほんわかパワーで強引にまとめ上げている。 面白い!

魔界転生

聞いて驚け、読んで奮え、これ日本漫画界随一の傑作、連載じゃない、綺麗に完結、描き下ろし

魔界転生
阿房門 王仁太郎(アボカド ワニタロウ)
阿房門 王仁太郎(アボカド ワニタロウ)

ジェロニモとの戦闘開始をラストに置く打ち切り漫画染みた構成だがこの『魔界転生』はレビューのタイトル通り単行本描き下ろしでの発表だったので連載の過程でここに着地した訳じゃなく二人の決着が分からない結末としてあえて描かれている事に注目すべきかと思う。 実際、物語の中で魔界衆と十兵衛との闘いの決着はついている様なもの。剣の為に生きる余り魔道に堕落したかつての憧れ宮本武蔵を喝破し死者も聖者も兼ね備える大天使として復活し弔いの旅を続ける十兵衛に比べれば己の力のみを欲して悪魔に身を売る魔界衆も矮小に過ぎない。詰り、他の人も言っていたと思うがジェロニモと十兵衛との闘いは(少なくとも人格の上では)決着がついている。 然し、その勝負は描かれず終結する。それはなぜか? 蓋し、幾ら人格的には十兵衛に及ばないと言えども能力、武力が底知れない事にならないとそれはそれで楽しくないからじゃないか?それに、十兵衛が尊いのは常に戦い続けるからで、常に挑戦を続けるにはやっぱり敵が天井知らずに強いに限る。この漫画のラストはそういうワクワクと予定調和的な精神性の両立としてやっぱり優れていると思う。 石川賢は大変アクション描写にすぐれた漫画家だが、彼の常に動き続けるアクションの思考はこういう形で物語にも表れており、裏打ちされてるからより魅力的なんじゃないかなと思った次第です。

こんごうじさんはめんどうくさい
金剛寺さんは面倒臭い 1巻
金剛寺さんは面倒臭い 2巻
金剛寺さんは面倒臭い(3)
金剛寺さんは面倒臭い(4)
金剛寺さんは面倒臭い(5)
金剛寺さんは面倒臭い(6)
金剛寺さんは面倒臭い(7)
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