チャンプの感想 #推しを3行で推す
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 俺の好きな要素しかないのにまじで続きが読めないのがつらい。続いていれば「あしたのジョー」「がんばれ元気」などと並ぶ少年ボクシング漫画の傑作に確実になっていたと思うね ・特に好きなところは? 太一のライバルである桜庭と部屋に貼ってあるポスターについてやりとりするところ。全然本編に関係なさそうなところだが、よくこんなシーンでトレーニングの成果を表現できるな。さすがというしかない感じだった。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 一応ちょうどいいところで終わっているという感じですがやはり続きが読みたい。歳を重ねるごとに「ちばあきお」の描く主人公がいいなと思えてくる
ちばあきおの『チャンプ』を読むといつも、「ああ、この先を読みたかった…」と感じる。
遺作となってしまい未完のまま残された多くの作品、夏目漱石の『明暗』とか太宰治の『グッドバイ』とか、あるいは、モーツァルトの『レクイエム』などと、同じ感慨を抱くのです。
漫画にも、未完となってしまった作品は多くありますが、こう感じられるものは他にないんですよね。
ちばあきおのボクシング漫画を、もっと読みたかった。
嗚呼。