ストッパー

ストッパー

試し読み
ストアに行く
野球を楽しもう。グラウンドでも観客席でも、球場の外でも。にコメントする

人気のコメント

名無し
1年以上前
掲載雑誌が「コミック・バーガー」という けしてメジャーではない雑誌だったからか、 作品の知名度は低い感じ。 たしかこの雑誌は新谷かおる先生が 「クレオパトラDC」を連載しており、 自分の印象ではクレオとストッパーが 雑誌の看板、2TOPだった。 コミック・バーガーは90年代半ばに休刊となり、 その後に誌名を変えて再スタート。 その後も出版社や名前をかえて「月刊バーズ」 になり昨年に休刊になった模様。 「ストッパー」自体はコミック・バーガーが 休刊になるまえに全106話で連載終了したようだが、 とくに掲載雑誌の都合でストーリーが はしょられたとか打ち切られたとか そういう印象は(自分は)ない。 むしろ野球漫画の大御所・水島新司先生が 他誌の連載も忙しかっただろうに、 随分と長期間、ジックリつづけられたものだなあと思う。 心平が常々口にしていた 「遠大な計画」についてはなかなか実行しないので 正直、ハッタリではないか、 水島先生も適当に後付けで考えるつもりなのでは ないかと思ったりもした。 結局、物語も終盤になってから遠大な計画は 走り出すのだが、判明してみれば 初期設定からちゃんと考えていたであろう内容だった。 なので 「あ、水島先生、ちゃんと考えていたんだ」 と驚いた。 水島先生ゴメンナサイ。 でも水島先生は描いている途中に インスピレーションでストーリーを 変えちゃうこともあるらしいし、 その上、安定経営していたとは言いがたい 雑誌だったのだから場合によっては 休刊廃刊などで未完の作品になる危険も あったのかもしれない。 そう考えると、106話という充分なボリュームで 中身のある作品が完成して、 それを自分が読めたことを幸運だなあと思う。
掲載雑誌が「コミック・バーガー」という
けしてメジャーではない雑誌だったからか、
作品の知...
名無し
1年以上前
「ストッパー」は、他のプロ野球漫画に比べて その日の試合に観客が入ったとか入らなかったとか、 選手の年棒がどうとかの話がワリと多いように思う。 球団経営が赤字で危機になる、などの話も出てくる。 そういう儲かる儲けるとか金にまつわる話を 気に入るかどうかは読者次第だが、 私はそういうのは好きだ。 プロスポーツはスポーツという面で見れば 技術や体力やメンタルのいずれもの部分が トップクラスの人間が集いハイレベルで 競い合う世界だと思う。 しかしプロという面からみれば ファンを楽しませて金を落としてもらってナンボ、 という点が重要になる世界だと思う。 そしてファンを喜ばせた分だけ、 選手がそれに見合った収入を得たいと 思うことも当然だろうと思う。 けれどアスリート個人を見てみれば 技術体力メンタルをハイレベルで身につけ、 加えてファンを楽しませる才能があり、 プロとして球団経営や興行面の点を 意識し重視し関わる人は限られると思う。 殆どの人がスポーツを始めてプロを目指そうと 思ったとしても、そのときに 「プロスポーツは金を稼いで成り立つ」 とはなかなか思わないだろうから それは当然だと思う。 しかもファンからしてみれば選手が 「高収入を得たい」と明言すれば 一流選手が高収入を得ることに夢を感じるファンも いるだろうが、それとは逆に 反感を覚えるファンもいるだろう。 「純粋でない」「金にうるさい」などと。 話がそれるが、 そういう点を、ご本人の無邪気すぎる純粋さで 乗り越えてファンから素直に受け入れられた スポーツ選手が例えば長嶋茂雄氏などの スーパースターではないだろうかとも思う。 だが「プロは金」とか「客を呼ばなきゃ意味が無い」 というのは事実だと思う。 「ストッパー」には結構、契約金が幾らだとか 年棒がいくらだとかと話が出てくる。 球場への観客の入りを気にするシーンもある。 ファンからの金返せコールが飛ぶシーンも出てくる。 そのあたりをプロスポーツのリアルな描写、と取るか、 スポーツの純粋性とは無関係な世界、と取るかは 読者次第だとは思う。 ただ、漫画家・水島新司先生はプロの漫画家として 人気を取ってナンボの世界を生きている人だから、 プロ野球のそういうプロの面が気になって、 拘らずにいられないのだと思う。 連載当初の話で、主人公・三原心平が 大物ルーキー・渡の契約に関して 契約金の額やマスコミ対応に関して 暗躍するエピソードが出てくる。 そのあたりは心平というキャラが 普通の野球選手じゃないことを 強く印象付けるエピソードだ。 だがソレと同時に、 水島先生がプロスポーツについて 儲かるとか儲けるとかシビアな面が ある事を認識していてそれと同時に プロスポーツ選手の契約金や年棒に対する対応に 関して水島先生が抱いている理想やロマン、 それらを漫画にしたシーンだったのではないか、 そう思う。 プロだったら、金の扱いにも夢を見せて欲しい、 みたいな(笑)。
「ストッパー」は、他のプロ野球漫画に比べて
その日の試合に観客が入ったとか入らなかったとか、...
武士沢レシーブ
謎に読み返したくなる
武士沢レシーブ
六文銭
六文銭
思春期に「セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん」をリアルタイムで読んでいた人はわかってくれると思うのだが、ギャグ漫画としてのマサルさんの衝撃はとにかく凄まじかった。 意味不明なのに爆笑できるという体験をさせてもらった作品で、シュールのような斜に構えたものでもなく、浦安鉄筋家族のようなわかりやすいギャグでもない。 でも面白い!という今でも強烈に覚えているほど私には衝撃的だった。 そのうえで、次回作がコレ。 そして、『ピューと吹く!ジャガー』に続く。 つまり、マサルさんとジャガーの間が本作。 わかりやすく言うと打ち切りなのだが、これはこれで私にとっては衝撃的だった。 マサルさんの衝撃後、同著者の新連載ということで本作を読んだら、文字通り ??? となった。リアルタイムで読んでいた人は(以下略 雰囲気はマサルさんチックなのだが、ヒーローに憧れるとかバトル要素が強く、どことなくギャグのキレも弱い。 でも、大人になるとなぜか無償に読みたくなる。 マサルさんの著者なのになぜ?と友人とよく話していた思い出補正もある。 加えて、マサルさんからジャガーへ昇華される段階なのか?という捉え方ができたり、純粋に天才だと思った作家の人間味を感じる。 ギャグ漫画の鬼才だと思っていた人間も、迷走するんだなと。 (マサルさんの後半も結構失速感はあった) 大好きな作家の、そんな一部が垣間見えるということで、謎に読み返したくなる作品です。 作家ファンの人にとっては貴重な体験になるのではないでしょうか。 最後に、ギャグのキレが弱いと言いましたが。「イヌーピー」(要はアレ)というキャラだけは、腹かかえて笑いました。
ボルカルス
ボードゲーム発、タイムリープ怪獣バトル #1巻応援
ボルカルス
兎来栄寿
兎来栄寿
『放課後さいころ倶楽部』の中道裕大さんがボードゲーム原作のマンガを描くと聞いたときは、特大の「むべなるかな!」という気持ちが湧き起こりました。 原作者はドロッセルマイヤーズの渡辺範明さん。原作となっているボードゲーム 『Kaiju on the Earth』シリーズは遊んだことがないですが、非常に力を入れて作られており、グッズも多数つくられ『ゴジラ』などともコラボしているようでとても面白そうですね。 どこかから現れ人類を脅かす謎の怪獣という、『ウルトラマン』などでお馴染みの王道展開。故に熱く、燃えそうです。 それをマンガとして非常に上手く盛り立てているのが本作です。 一見すれば怪獣との戦いを描くパニックホラー的なものを想像しそうですが、蓋を開けてみると読めば読むほど続きが気になってくるタイムリープサスペンスとなっています。 一度は現れた怪獣によって滅ぼされかけた39歳の主人公は、気付くと記憶を保ったまま小学生へと戻っておりそこから人類を救う道を模索するべく立ち上がっていきます。 タイムリープしてやり直しを行う作品は多いですが、そうしたタイプの作品の中ではちょっと珍しい展開がありそこに面白さを感じました。 個人的には黒髪ロングストレートのヒロイン藍田さん激推しです。藍田さんの設定も王道からは外れたところがあって、今後どのように扱われていくのか気になります。 牧歌的であった『放課後さいころ倶楽部』とはまた全然違ったテイストで大ゴマや激しいアクションシーンもしばしば登場しますが、中道さんの絵も物語にフィットしていて魅力的です。 原作好きな方だとニヤリとできる部分などもあるのかもしれませんが、原作未読でもまったく問題なく単体で面白く読めます。今後、他のシリーズもマンガ化されていくのかどうかも気になります。
1巻を試し読み
ストアに行く
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
この作品のお気に入り度は?
星をタップしてお気に入り度を入力しましょう
メモ(非公開)
以下のボタンから感想を入力することができます(別ウィンドウが開きます)
感想を投稿
完了する
フォローする
メモを登録
メモ(非公開)
保存する
お気に入り度を登録
また読みたい