要々舎のA DAY IN THE LIFE で高妍さんを知り、この上下巻は予約注文しました。
期待を上回る作品で、とても上質なひとコマひとコマにうっとりしました。
心を動かす素敵な音楽や文化、人に出逢って、それらに触れているときの感情の機微がとても繊細に描かれていて、あぁ…好き!ってなりました。
作中の本棚に出てくる、自分も好きな作家さんの作品やアルバムを見つけては嬉しくなり、プレイリスト作ってみたりして音楽を味わいつつ読みました。
台詞のないコマからも、人物の表情やしぐさが豊かなので想像がふくらんで、その隙間に思いを馳せることができるし、今後も読み続けていきたいです。
すき。
NO SMOKING観直してみます。
三原心平、18歳。左投げ左打ち。
東京大会2回戦敗退高校のピッチャーで
何の実績もないが、
「大阪ガメッツ以外のドラフト指名を
避けるために実力を隠した」
と本人は自信満々。
しかし肝心のガメッツは実力不足と判断し、指名せず。
それどころか一位指名の怪物投手・渡の獲得が
難航し三原心平のことなど全く眼中に無い。
その状況から心平は、
ガメッツの渡獲得に貢献することで、
見返りとしてのガメッツ入団を果たす。
実力と無関係?にプロ野球選手になった心平。
そんな心平が開幕一軍入り、さらに大記録挑戦。
足の速さと度胸と発想だけしかとりえが無さそうだが、
メッキが剥げたかと思えば違うどこかがまた光る。
喰わせ者か超大物か?
敵も味方も心平という男を把握しきれない。
そして当の本人・心平は日頃に口にする
大言壮語とは別に誰にもあかしていない
「遠大なる計画」
を心の中に秘めていた。
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