美しくも残酷なバレエの世界
バレエ漫画の金字塔であるアラベスクを描いた山岸先生が描いた悲しくも恐ろしいバレエ漫画 めちゃくちゃ怖い恐怖モノもよく描く作者なので、不安や不穏の表現は本当に怖くて、バレエ漫画ではあるのだけど時々すごく怖い。て言うか、1部は怖い・・・ ネタバラシをされる前に全巻読むことをお勧めします。スポコン漫画的な要素もあって熱い展開が好きな人にもおすすめできる。でも1部はメンタルがやられる可能性もあるので、元気な時に
篠原六花は小学五年生。バレエ教室を開く母のもと、姉の千花とともにバレエを習ってきた。そんなある日、六花のクラスに不思議な転校生がやってきた。その転校生もまた、バレエを習っているようだったが……。バレエに魅せられた者たちの運命が、今、ゆるやかに交差し、回りはじめる。山岸凉子の傑作長編バレエ漫画、第1巻!
最初はお姉ちゃんにべったりだったユキちゃんが一人のバレリーナへ成長するお話。派手な恋愛もないし、主人公が無双するわけでもない、やたらと繊細なユキちゃんは可愛いけど、それ以上にやきもきする。でも読み終わってみればもっと彼女の生きざまを見てみたいと思う。そんな作品。それにしてもユキちゃんが可愛い。