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mampuku
mampuku
1年以上前
 K-1の石井館長が事故死して、同時に借金苦で自殺を図り生死をさまよっていたJKに生まれ変わり(乗り移り)、JKの実家の空手道場を経営再建する話。設定もストーリーもぶっ飛んでてよくゴーサイン出たな!!?と思ったら原作者の名前みて爆笑w女子高生になる以前に漫画原作者になっちゃったよこの人w  転生先で生前みにつけた専門知識を揮う話はラノベを中心に流行りですが、得意の空手で大立ち回りをしたかと思えば家に帰って貸借対照表とにらめっこ……そんじょそこらの異世界でマヨネーズ作るような小説とは比べ物にならん素晴らしい説得力と読み応え。  さらには作画に「アニメ監獄学園を創った男たち」のハナムラ氏を起用。実在人物を絶妙なコミカルさ加減でキャラクターに落とし込み面白おかしく動かすことにかけては折り紙付きです。画力が素晴らしいので格闘シーンもお着換えのシーンも満足度抜群。今年刊行された新作のなかでも、自分のなかで上位ですねこの漫画は!  石井館長が出所してから十余年経ちますが、作中ではスマホとSNSが普及していることから現代が舞台のようです。この世界線の館長、また捕まったの?w
 K-1の石井館長が事故死して、同時に借金苦で自殺を図り生死をさまよっていたJKに生まれ変わり...
どるから
梶原一騎先生を越えられるか?
どるから ハナムラ 石井和義
名無し
転生話ってのは漫画ジャンルとして定着したと思う。 自分は好きではないので殆ど読まないでいたが。 また、K-1の創始者・石井館長は間違いなく 一時は格闘技界で勝ち組だったと思う。 自分は好きじゃなかったし脱税で捕まったが。 そんな嫌いな要素のそれぞれが合体した話「どるから」。 とりあえず二巻まで読んだが、メチャクチャ面白い(笑) かつてK-1が人気絶頂だったころ 「K-1はプロレスのスタイルを取り入れて  格闘技を興行的に成功させた」 と、よく評された。 細かく言えば、プロレスの興業システムを取り入れ、 プロレスファンと格闘技マニアと一般人それぞれを取り込み、 格闘技をイベントとして成立させた、と思っている。 格闘技の達人でありながらイベント感覚・成功術も 身につけていた人、それが石井館長だと思う。 その石井館長が、あらたに取り組んだ (取り込んだ、というほうが正しいか)のが 「転生話」と「梶原一騎スタイル」。 この二つをミックスしたのが「どるから」だと思う。 転生話については詳しくないのでイメージで感じるだけだが、 「ああ梶原一騎先生のスタイルをかなり踏襲し、  そこにさらに新味を加えているな」 とは強く感じた。 かつて梶原先生は、それまでにないマンガストーリーと セミ・フィクションという、事実とロマンを混合した 独特の世界を作り上げてマンガファンを熱狂させた。 「どるから」で石井館長は、K-1創始者・世界の石井という 実績をもとに、格闘技論としても格闘技系経営術としても ファンに有無を言わせない説得力を見せつけている。 石井館長が凄いのは、梶原先生的な 「実体験を話しに盛り込む」スタイルにプラスして、 自分をオッサンであると貶めて漫画化したり、 時に失敗談なども披露していること。 梶原先生が、結局は自分も美化して、 道化になりきれないレベルで自分や自分の体験談を 作中で披露していたのと比べれば、その点で 石井館長は梶原一騎先生より一歩踏み込んでいる。 また、お金が絡む話に関しても、梶原先生が 実利よりも男の矜持、というラインを維持した (少なくとも主人公は)のと比べると 石井館長は「金を稼げなければ何も出来ない」 というのが基本になっており、ここでもリアリティでは 梶原先生より深く突き込んでいる。 また古武術から総合格闘技的な闘いの解説など、 これもかなり実践的視点から判り易く漫画化していて、 リアリティが感じられると思う。 もっとも転生話という時点でSF的であり、 リアリティの面では後退せざるを得ない。 「どるから」が今のところ、それほど世間で話題に なっていない(少なくとも私は聞いていない)のは その辺が一番の理由かな、とも思うが、 あの石井館長が転生して女子高生に、というだけで インパクトは凄いのだから、もっと話題になって、 ヒットしても良いと思うんですけれどね。 ギャグとかも面白いし。 転生の経緯については今のところかなり謎のままだから、 後々で、この点に説得力や面白さを披露できたなら このマンガは凄い名作になるのではないか? そう思って期待しています。
え、社内システム全てワンオペしている私を解雇ですか?(コミック)
コスプレをして働く人がフロアにいたら
え、社内システム全てワンオペしている私を解雇ですか?(コミック)
ゆゆゆ
ゆゆゆ
めちゃくちゃな仕事環境と業務量のなか、主人公の心を守ったコスプレの完成度はさっぱりわからないのだけど、作中でそのコスプレ&振る舞いに対し「解釈違い」と言われているのを見て、神は三物も四物も与えないのねと思ってしまった。 プログラミングも裁縫も、人間関係を円滑に進めるコツもよく知っている主人公。 さらにガチのコスプレ衣装姿を会社の人に見られても、普通に仕事ができる心の強さをもっている。 美容室で髪をサラサラにして、エステでお肌ツヤツヤにして、ネイルをサロンでバチッと決めて…が彼女にとってのコスプレらしい。 ものすごく優秀な人とは言え、職場のコスプレはどうなの?TPOは?と思ったものの、それなら和装ならOKかとふと疑問が湧いてきて。 さらにおかしな環境のせいで、おかしなことをし始めた(服装以外はおかしくない)なら、そもそも、おかしな環境を提供したブラック企業がおかしいわけで…と考え始め、混乱してきてしまった。 プログラマ向け塾がメインの舞台となるが、プログラミング知識は不要。 大変な状況にある方への処方箋というか予防薬というか、スカッとするというか、誰かと生活するうえでの心構えというか、そういうかんじの漫画だった。
くまみこ
女子中学生巫女と、神の使いのクマ
くまみこ
ゆゆゆ
ゆゆゆ
『江戸前エルフ』が好きな方は『くまみこ』も好きかもしれないなと思った。 連載もアニメ化もこちらが先みたいなんですが、知った順番が逆だったので…。 こちらは女子中学生巫女とクマ。 神の使いである、人語を話すクマのナツと祖母と一緒に暮らしている女子中学生のマチは、高校は都会へ出たいと思っている。 でも家電は使うと即壊すほど苦手(冷蔵庫は使用可)、パソコンは少し操作すればブルーどころか黒画面。 Suicaもヒートテックも知らず、クマのナツに都会クイズを出される始末。 薪割りやら、かまどで飯炊きするマチをみているとこれはどのくらい前の漫画なんだろうと思ったのだけど、ナツを見ると現代に戻される。 ナツはパソコン・タブレット・インターネット等々に詳しく、操作も問題なく、テレビも見るし、村には携帯電話の電波が届かないことも知っている。 マチ以外のムラの人たちはナツと同じくらいの知識量にみえるので、もしかしたらマチだけおかしいのかもしれない。 第一話を読んで、そんなマチが都会の高校へ進学して、都会生活をやいのやい過ごす物語かと思いきや…。 村からほぼ出ない。 出るのはナツが与える都会慣れ試練か、村おこしを望む従兄弟の手伝い(なかば強制)。 慣れ親しんだ人以外と会話は苦手で、服も巫女服・制服・ジャージくらいしか持っておらず「服を買いに行くための服がいる」状態。 なんなら村につながる橋が、割とよく崩れ落ちているように見える。村から出られない。 よく考えたらまだ中学生なんだし、そこまでして、ひとりで街なかのイオンやらなんやら行かなくても…と思うのは私が地方の田舎出身だからだろうか。 マチとナツ、二人のやり取りが楽しい。あっという間に読み進めてしまう。
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