肉食べたい
食べる量とかスピードとかもそうだけど、食いしん坊具合が合うと食べやすいし楽しいから職場女性で食事に行ってる回は羨ましくなる〜 個人の好みとして、前に流行ったエロと食欲をダブらせる系統っぽくて敬遠してたし実際そういう部分もあるんだけど、キャラが思ったよりずっと人間の女性っぽくて良かった。
仕事に恋愛に必死なアラサー未婚のOL達の唯一のオアシス。それは肉! ハンバーグ、とんかつ、焼き鳥、牛丼…カロリーを気にせずがっつく時間こそが人生の至福…真の肉食女子たちによるジューシーお肉ほおばり幸せグルメ漫画!
グルメ漫画ブームも落ち着いてきた頃合いでしょうか。「肉女のススメ」は珍しい拘りのグルメとかそういうのではなく、仕事に疲れた女子がとにかく肉を美味しそうに食べるだけの漫画です。
動物の肉に含まれる必須脂肪酸には、向精神作用があるそうで、鬱の予防などにてきめんの効果があると言われています。
植物油にはほとんど含まれず、牛肉や豚肉の脂肪に含まれるアラキドン酸の一部は脳内で「アナンダマイド(アナンダミド)」という物質に変化します。この物質は別名「至福物質」とも呼ばれ、幸福感や高揚感をもたらすことが知られています。
そう、つまり仕事のストレスには肉!とくに脂ののった牛や豚!つまり人目を憚らず泣きながら肉をむさぼるこの人たちは生物的に圧倒的に正しいわけです。肉 is 人生!!
そして余談ですが主人公こと表紙のお姉さん、三白眼なんですね。一見して何考えてるかよくわかんない感じの顔の記号ではあると思うんですけど(人相悪いですからね)それでいて逆に単純思考のキャラクターにも見えるというか、本能に忠実?「だがしかし」のほたるさんなんかも何考えてるかよくわからないですけどふたを開けてみたら駄菓子のこととか俗っぽいこと考えてたり…そんなギャップな魅力を感じます、「三白眼」。リアクション系の食マンガですから、やっぱりキャラの魅力・萌え度は大事です。
あと、「ハンチョウ」などは飯テロ漫画を自称してますが、こういうリアクション漫画こそが一番の飯テロなのではないかと最近思うのです。漫画って色も音声もないので、料理の絵や説明だけではパンチが弱いんですよね。