響イズムを受け継ぐ将棋漫画『龍と苺』最新話感想
※ネタバレを含むクチコミです。
時は天文17年(1548年)、尾張の国(現在の愛知県)。少年・日吉は森の中で悪人たちに捕まり、亡父が残した金を奪われたうえ、殺されそうになっていた。そこに、鉄砲を持った若者と、小さな子供が通りがかり、悪人たちを一蹴。その若者は「尾張のバカ殿」こと、織田信長。子供は後の徳川家康である、竹千代だった…。日本史上、最も偉大な男たちが登場した戦国時代を、新しい視点で熱筆!信長、秀吉、家康の若き日の姿をコミカルに描く歴史ファンタジー!!
連載中に読んでました。面白かったのにいつのまにか終わってしまった印象を受けた。それでも8巻まで出ているのか...
文庫版の第一巻の後書きを村枝賢一先生(俺たちのフィールド等)が書かれていますが
「この作品は美神に比べれば結果が振るわなかった
かもしれない。(中略)読者のみなさんからすれば
人気の浮き沈みに見えるかもしれないが、
漫画家にはこういう仕事も必要なのである、」
とのこと。
人気とかコミックスの売り上げ的には
特筆するほどのことはなかったようですね。
なお村枝先生のこの後書き、この作品を
少年誌的に難しいのにより強烈に王道の仕上がりに
なったと評価し、さらに
「このジバングと言う作品はなんのことはない
下克上を望み成り上がろうとした椎名高志
そのもののように思えるのだ」
とまとめています。
その椎名先生の下克上発言の例?も引用されていますが
椎名先生はかなり男くさい方のようで・・(笑)。