響イズムを受け継ぐ将棋漫画『龍と苺』最新話感想
※ネタバレを含むクチコミです。
時は天文17年(1548年)、尾張の国(現在の愛知県)。少年・日吉は森の中で悪人たちに捕まり、亡父が残した金を奪われたうえ、殺されそうになっていた。そこに、鉄砲を持った若者と、小さな子供が通りがかり、悪人たちを一蹴。その若者は「尾張のバカ殿」こと、織田信長。子供は後の徳川家康である、竹千代だった…。日本史上、最も偉大な男たちが登場した戦国時代を、新しい視点で熱筆!信長、秀吉、家康の若き日の姿をコミカルに描く歴史ファンタジー!!
椎名先生の作品はギャグ混じりのスピーディな展開が特徴だと思うが、この漫画もそんな感じ。
舞台は戦国時代なんだが、時折カタカナ言葉などの現代用語が出てきたり、時代考証を無視したギャグが当たり前に出てくる。
しかしそれでシリアス感が薄れると言うより、時代劇特有の堅苦しさが和らいで読みやすい漫画になっている感じがある。