命の大事さ
70歳で妊娠?出産?ありえないけど気になって読んだら良かったです。 設定は無理があるかもしれないけど漫画なのでそこは置いておいて こどもを授かることの尊さ、育むことの素晴らしさと責任の重さ、そして親になることへの覚悟と、何より老夫婦の成長とあらたな関係性の深まりがとても丁寧に描かれています。 お子さんがいる方も、いない方も何かを感じることができる漫画だと思います。私は出産も経験し育児中ですが、共感できるところも多々あり涙でした。
その日、江月朝一(65歳)は定年退職を迎えた。家に帰ると妻、夕子(70歳)から信じられない事実を告げられる。「私、妊娠しました」。終活、そんな言葉もよぎる夫婦が、突然授かった大きすぎる未来。超高齢出産夫婦がおりなす全く新しい家族の物語が始まる。夫婦の愛に、あなたもきっと涙する。
こういう作品を読むと、漫画の可能性というものをひしひしと実感する。
もちろん現実的ではないテーマですが、そうであるからこそ本気で作り手は描くし、読み手にも軽い気持ちで読ませないリアリティを表現している漫画。
まだ結末まで読んでいないですが、最後までに何度泣かされるか…という感じです。