琴線に触れっぱなしの大傑作! #完結応援
違国日記 ヤマシタトモコ
<ログライン>
両親を事故で亡くした女子高生が親戚の小説家に引き取られ、共に生きていく話。
<ここがオススメ!>
全巻を通して、泣かないことなどなかった。
「女子高生と小説家の共同生活の物語」と言えば、
それはそう。
しかし、そこに深いリアリティがある。
セリフがあまりにも上手く、生身の人間の会話がある。
自分とは何か?他人とは何か?家族とは?愛とは?生きるとは?
とにかく、様々な問いを投げかけ、感情を揺さぶってくる。
「時々不幸せでもいい。でも、あなたの幸せを願う」
こんなにも深い愛の物語があろうか。
<この作品が好きなら……>
・ブランチライン
https://manba.co.jp/boards/116623
・3月のライオン
https://manba.co.jp/boards/10081
・亜人ちゃんは語りたい
https://manba.co.jp/boards/11475
違国日記
えみり君の知性はすごいな、と思った。自分でははっきりわかっていない感じがするけれど、人や物事を見通す力がある。だから槇生さんといつの間にかLINE友達になっているんだろう。朝もいい子だけど、朝にはない深さがある。
でもえみりは美少女なので、こういう美少女の知性って、大人(とくに男)に、「おー、可愛い顔してけっこう賢いね」とか「可愛いけどめんどくさい子だね」というふうに低く見られがち。とくにえみりは同性を愛する人だから、自分になびかないと知った男が逆切れしたりする危険もなくはない。このまま、理不尽に傷つけられずにまっすぐ伸びてほしい。