どの短編も読み終わったあとに余韻がすごく残る

勧められて読んでみたんだけど、どの短編もすごかった。
表題作の「虫と歌」とかは、命を題材にしているから物語的に重くて深みもあったんだけど、終盤でどんでん返し的な展開もあって、ただ深いだけでなくどきっとす面白さもある。
終わり方がまた余韻が残るような終わり方ばかりで次々読むというよりも、時間あるときにゆっくり読むのがいいかも。

命の成り立ちが普通じゃないキャラクターが多いから、SF的な説明描写もあるけど、最初は結構真面目な感じなのにだんだん投げやりになったりして行くのも面白かった。「星の恋人」の指から生まれたときの説明をしているところだったと思うけど。
ただどれも繊細な心理描写に惹かれた。いい短編

「星の恋人」は海辺でのやりとりのセリフが流れるように綺麗でとても印象に残ってます。
どれも最初は「おや?」って思わされて、読み進めるごとに引き込まれていく感じでした。

「虫と歌」は四季賞を取った作品なんだな。

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