旅、旅だ。旅をしたい。
ハルはめぐりて 森泉岳土
旅に出たい。
きっとここ数年で旅を制限されているから鬱憤が溜まっている。
そんな時に読むと、自分をどんなステキな体験が待っているだろうと妄想で膨らみまくって地の果てにでも思いつき旅行をしたくなる。
そんな作品。
絵も不思議と惹きつけられるし、ハルの体験は思春期ならではだなと高を括って読むのだが「じゃぁ大人の自分はどんな体験が出来るんだろう」と当然の如く気になってくる。
九份に行くぐらいならすぐにでも行けちゃうもんね?勢いって大事だよね!
ハルはめぐりて
確かになんて言ったらよいか困りますね。取材したであろう現実味のある話からふとフィクションに移動する感じが気持ちいいです。造本も気持ちいいですね。
あー電子書籍で読んだんですが紙のがよさそうです。装丁は吉岡さんなんですね。個人的には散歩ものとか孤独のグルメも近いところあると思ってます。日常のテンションで非日常に入り込むというか。孤独のグルメもグルメに目が行きがちですが。。