あらすじ好奇心旺盛な中学生の少女ハルが、ひとり旅で世界へと。それは、新鮮な驚きと不思議なときめきに満ちた、「出逢い」の記録。『祈りと署名』収録の短篇「ハルはきにけり」に登場し大きな反響を呼んだ、異国に憧れる少女、彼女が、ミドルティーンになり、いよいよベトナム、台湾、モンゴルと、世界を、そして日本を、巡ります。圧倒的な個性で、村上春樹作品のコミカライズなど、従来のマンガの枠を超える活躍を見せる著者が、詩情と優しさ溢れる少女の「冒険」を描き出す待望の連作集。
旅に出たい。 きっとここ数年で旅を制限されているから鬱憤が溜まっている。 そんな時に読むと、自分をどんなステキな体験が待っているだろうと妄想で膨らみまくって地の果てにでも思いつき旅行をしたくなる。 そんな作品。 絵も不思議と惹きつけられるし、ハルの体験は思春期ならではだなと高を括って読むのだが「じゃぁ大人の自分はどんな体験が出来るんだろう」と当然の如く気になってくる。 九份に行くぐらいならすぐにでも行けちゃうもんね?勢いって大事だよね!