物語は弱小女子ラクロス部が舞台になっているんだが、まず、登場人物をざっと押さえておこう。
主人公の櫻井玄哲とヒロインの豊口深空、そして、ラクロス部の部員たち。
基本的に櫻井と豊口を含めたラクロス部の物語なんだけど、みんなラクロス初心者
んで、この女子ラクロス部自体はヒロインの豊口が発起人となって創部したんだが、豊口がたぶん一番の下手くそ。
ボールはまっすぐ飛ばない、クロス(ラクロスで使う網ついた棒)を使ってボールを拾えない、体格にも恵まれてない、
だけど、一生懸命。いつも土手で壁当てしていて、膝小僧は擦り傷だらけで、ジャージは泥だらけ。努力が報われなくてもめげずに練習し続けて、天真爛漫って言葉がぴったりなんだけど、やっぱり上手くはならないから、見ているこっちが辛くなる、みたいな子
時間を考えずにトピ立ててしまったので眠くてしょうがない。起きたら続きを…
うまくならないんだ……つら
おはよう。
続きをば
主人公の櫻井という男は、中学時代からパスの名手として注目されていたサッカー部員。
だから、当然ながら、ラクロス経験なんてない。
けれど、膝の故障でサッカーができなくなってしまい鬱々とした生活を送っていたところを、豊口深空が半ば強引にラクロス部のマネージャーに任命したことをきっかけに、
ルールを覚えたり、戦略を立てたり、練習を考えたり、と監督兼マネージャーとして頑張る生活が始まったんだ。
「クロス・マネジ」は
スポーツ全般下手くその豊口深空と
故障が原因で挫折した櫻井玄哲が
お互いに足りないものを埋め合いながら成長していくっていう物語なんだ。
それっていうのも「クロス・マネジ」の大きなテーマとして
スポーツは楽しければいいのか？それとも結果が全てか？っていうのがあると思っていて、
何度もこの問いかけが繰り返し描かれるんだけど
豊口と櫻井の出会いが最悪だったのもふたりの価値観がそこでずれていたからなんだよね
だんだん上手になっていきます。それも見どころの一つです！
楽しければそれでいいか？
結果が良ければそれでいいか？
これはスポーツに限らずなんでも迫られる二択だと思うんだよね。
仕事でも、芸術でも、楽しいだけだったら、趣味と変わらないし
結果だけ求めていたら、やってる自分が辛くなったりする。
ただ、「クロス・マネジ」は
結果が出るとやっぱり楽しい
でも、結果を出すためには、楽しんでやらなきゃ！
っていう風に二者択一ではなくて、中道的にラクロスに取り組んでいく作品なんだ。
だから、へたっぴの豊口が、櫻井の指導で
まっすぐボールを投げられた時、すっごい喜んだわけだし
豊口が櫻井をマネージャーとして女子ラクロス部に誘ったのも
ただ楽しいだけじゃなくて、上達して試合に勝って、そういう喜びをラクロス部のみんなと味わいたいと思ったからなんです。
櫻井を説得するところ
惚れた…な
あまずっぱいんすよ！！！！クロス・マネジはあまずっぱいんすよ！！！
クロス・マネジいいよね……
いいですよね・・・もう本当に続きが読みたくてしょうがない・・・
本当に良い漫画だと思った。
打ち切られたのが残念でならない。
そしてマンドリン松本さんの熱がハンパない。
