マンドリン松本

内容的な元ネタかはわからないのですが、
作品の内容的にもエヴァの空気感と近しいものを感じる(あくまで感じるくらいのレベル)なので
面白いですよ。
20ページくらいの超短編なのに読みやすいかと言われたら微妙なんですが、ヒューゴー賞受賞がうなづける深淵さです

マンドリン松本

アニメ版だとセカチュウよりも時期的に早いですからね笑
「世界の中心で愛を叫ぶ」は、そうですね、よくつけたなぁって思いますね。
エリスン、庵野に続いて、いわゆる恋愛小説でっていうのは勇気がいるだろうなと

マンドリン松本

アニメ版は愛をアイって変えていたので、そこらへんはやっぱりシンジ君のゲンドウからの自立みたいなものを表現したくて、愛だけでなくI(=私)って書いたのかなぁなんて思っているんですが、ただ、シンジ君が自己を主張したところで、結果として起こった人類補完計画って自立とかとは全くの無縁じゃないですか。

ただ、人類補完計画みたいなのってクラークの幼年期の終わりとかでもそうなんですけど、人間が高次の状態へ移行するときの描写としてはよくある手なので、大人になろうとしてシンジ君と人類を大人(高次の状態)にしようとしたゲンドウたちっていう二重のオイディプスコンプレックスみたいなものが絡み合ってて、現代的なテーマを描いたのかなぁって感じで楽しかったです。

ただ、ゲンドウに関しては、単純な人類補完計画に担い手ではないような気もしているんですが。

「世界の中心で愛を叫んだけもの」を読んだんだけどにコメントする

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マンドリン松本
1年以上前
「世界の中心で愛を叫んだけもの」って時空間の果て(クロスホエン=交叉時点)にあるつまりとてつもないほどの未来のある場所で、時間を超えるために組織された委員会のある天才科学者が、ありとあらゆる時間(そいつらにとっての過去も含めて)と空間に災厄をバラまいたっていう現代版パンドラの筺みたいな話。 んで、その科学者は災厄をバラまいた罪で処刑されるんだけど、死に際のセリフが、 「私のために記念碑を建ててくれるね?だが、それは私のためではなく、彼らのためにそうしてくれ。そして彼らのうちで、重要な人物でなくていいから一人選んでくれ。もし彼らがそれを見つけて理解した時、彼らの全てを意味するような人物に」(要約) と言って死んだんですけど、実際に記念碑は建てられたようです。 ただ、建てられた場所が心の中らしいんです。 それで、 「もしそれを見出せば、彼らは知るはずだ。地獄が彼らとともにあることを、天国が事実存在することを、そして天国の中には全ての狂気の流れだす中心があることを。そして、一度その中心へ入れば、そこに平和があることを」 って地の文がこの作品自体をほぼ締めるんだけど エヴァンゲリオンっていう作品は、「世界の中心で愛を叫んだけもの」へ人類が至るための壮大なアンサーだったのではないだろうかって思ったりしたんだよね。 誰か!!!!!!語らおう!!!!!

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魔入りました!入間くん外伝
外伝 一巻 カルエゴ編
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ゆゆゆ
ゆゆゆ
ストーリー設定は、あの悪魔(人)たらしの入間くんがまだいない世界(もしかすると、産まれてすらいない?)、そして見慣れた大人の面々もまだ初々しいというか若さというか、まだ幼さを感じる年齢の時代。 学校も荒れています。よくあの秩序だった今の学校へ変わったなと驚くばかりです。 登場する、若かりし頃のオペラさんは無茶苦茶というかめちゃくちゃ度合いがフルスロットルで、とてもおもしろいです。大人げない無茶ぶりと思っていましたが、落ち着かれていたんですね。 バラム先生は本編でもあったように、絵本を読む、夢見る子として描かれています。かわらず怪力ですが。そして、しれっと出てくるバラム先生のご両親。他のご家庭と同じく、似ています。 主人公のカルエゴ先生は、真面目というか厳格というか、その性格ゆえに昔から苦労していたことが伝わってきます。 まさか自分が召喚されてエギーちゃんになると、想像だにしないでしょう。 大人になっても「仲が良い」三人組の学生時代。 本編では読むことができない、作者本人によるサイドストーリーは、とてもおもしろかったです。 読み直したら、あとがきに「外伝は基本カルエゴの物語なのですが、他にもお話したい悪魔たちは沢山います」と書かれていて、カルエゴ編続刊も、別の方の外伝も楽しみだなと思いました。 続刊を気長に待っています。
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