マンドリン松本

アニメ版だとセカチュウよりも時期的に早いですからね笑
「世界の中心で愛を叫ぶ」は、そうですね、よくつけたなぁって思いますね。
エリスン、庵野に続いて、いわゆる恋愛小説でっていうのは勇気がいるだろうなと

マンドリン松本

アニメ版は愛をアイって変えていたので、そこらへんはやっぱりシンジ君のゲンドウからの自立みたいなものを表現したくて、愛だけでなくI(=私)って書いたのかなぁなんて思っているんですが、ただ、シンジ君が自己を主張したところで、結果として起こった人類補完計画って自立とかとは全くの無縁じゃないですか。

ただ、人類補完計画みたいなのってクラークの幼年期の終わりとかでもそうなんですけど、人間が高次の状態へ移行するときの描写としてはよくある手なので、大人になろうとしてシンジ君と人類を大人(高次の状態)にしようとしたゲンドウたちっていう二重のオイディプスコンプレックスみたいなものが絡み合ってて、現代的なテーマを描いたのかなぁって感じで楽しかったです。

ただ、ゲンドウに関しては、単純な人類補完計画に担い手ではないような気もしているんですが。

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魔入りました!入間くん外伝
外伝 一巻 カルエゴ編
魔入りました!入間くん外伝
ゆゆゆ
ゆゆゆ
ストーリー設定は、あの悪魔(人)たらしの入間くんがまだいない世界(もしかすると、産まれてすらいない?)、そして見慣れた大人の面々もまだ初々しいというか若さというか、まだ幼さを感じる年齢の時代。 学校も荒れています。よくあの秩序だった今の学校へ変わったなと驚くばかりです。 登場する、若かりし頃のオペラさんは無茶苦茶というかめちゃくちゃ度合いがフルスロットルで、とてもおもしろいです。大人げない無茶ぶりと思っていましたが、落ち着かれていたんですね。 バラム先生は本編でもあったように、絵本を読む、夢見る子として描かれています。かわらず怪力ですが。そして、しれっと出てくるバラム先生のご両親。他のご家庭と同じく、似ています。 主人公のカルエゴ先生は、真面目というか厳格というか、その性格ゆえに昔から苦労していたことが伝わってきます。 まさか自分が召喚されてエギーちゃんになると、想像だにしないでしょう。 大人になっても「仲が良い」三人組の学生時代。 本編では読むことができない、作者本人によるサイドストーリーは、とてもおもしろかったです。 読み直したら、あとがきに「外伝は基本カルエゴの物語なのですが、他にもお話したい悪魔たちは沢山います」と書かれていて、カルエゴ編続刊も、別の方の外伝も楽しみだなと思いました。 続刊を気長に待っています。
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