むしかぶりひめこみっくばん
あらすじ
「虫かぶり姫」のあだ名を持つ、本が大好きな侯爵令嬢・エリアーナ。クリストファー王太子の形式的な婚約者として平穏に過ごしてきたエリアーナだったが、ある日偶然、王太子が知らない令嬢と仲睦まじくしているところを目にしてしまう。ついに王太子が本当に愛する女性を見つけたのだと感じたエリアーナは、婚約解消の覚悟を決めるが――? 「一迅社アイリスNEO」で大人気! 本を愛する令嬢の勘違いラブファンタジーがコミックスで登場!
ないつ
あらすじ
双子なのに似てない七糸と勇高。連絡が取れなくなった彼らの父に代わって、姿を見せたのは、父親の同僚・アーサーだった。17歳の誕生日を前に、二人がアーサーに連れて行かれた先は、なんとドバイ!?自分たちの身体にある「刻印」と「エージェント」の謎を巡って、彼らの運命が一転する!!刺激的なアラビアンナイトの開幕!
ふろーら
あらすじ
20世紀初頭のフランス。父の世話に忙しく、気づいたら行き遅れ寸前のフローラ。弟や周りの心配をよそに、本人は自覚も焦りもなし。そんな彼女に気になる男性が現れて…!? ちょっと昔のフランスで綴られるアラサー独身女性の恋活コメディ!?
登場するは、キラキラな王子様と、ぼんやりとした本の虫のお姫様。 お姫様はぽやぽやしているのに、その知識量と本への愛は半端ない。 実は何度か読んだ覚えはあったけど、一巻の先まで読んだのは初めて。 どうして続きを読まなかったか、記憶にない。 お姫様は、身につけた知識の凄まじさに気づいていない、親兄弟も本の虫だから気づかない、でも知識で無双している。 めちゃくちゃな状況が起こっているのに、本を読みたい主人公にとって、それは蚊帳の外の話。軽く流されている。 主人公視点だと、波乱が起きてもポヤポヤして見える。 第一巻は、建前上の婚約者に真の恋人出現?!し、そんな状況が揺るがされる。 主人公視点だと、なかなか揺るがなかったけど、ちゃんと揺らいだ。 穏やかに本を読みたい一族が、読みたすぎてとても楽しい。