ぽうとれいと
あらすじ
頑張り屋の少女がさまざまな経験や写真勝負を経て、一人前の写真家へと成長していく姿を描いたサクセスストーリー。スタジオ助手をしていた片桐ひかる(かたぎり・ひかる)は、そのスタジオを使うことになった超一流フォトグラファー・小田鏡子(おだ・きょうこ)に、自分の撮影した写真を持参して弟子入りを志願する。そこで、鏡子から弟子入りの条件として、自分のカメラアイで撮ったヌード写真を持ってくるように言われたひかるは……!?
あおいちゃんぱにっくしん
あらすじ
森村くんがわけのわからない頭痛に朝から悩まされていたその日、早川あおいちゃんというかわいい女の子が転校してきた。ワシをペットに飼ってたり、高い木の枝に引っ掛かったバドミントンの羽根をいとも簡単に取ったり、どこか不思議なところのあるあおいちゃんが気になって仕方ない森村くん。どうやら頭痛の原因も彼女にあるらしいのだが……。竹本泉の初期代表作を連載時のカラーページを完全復刻してお届けします!
みっどないととりっぷ
あらすじ
新しいローマを造り出す新鋭フォトグラファー、ルネとサンス。独特の雰囲気をかもし出す彼らと作品に惹かれ、二人の日本人記者がやって来た。その作品以上に奇抜なルネとサンスに一目で魅了されるのだが…。異端の芸術家を描いた表題作ほか、「ミューたん」「メトロ悩夢」「エミリーと悪魔」など、幻想的な作品を収録した三山のぼる初期の短編集。
せんこうしょうじょ
あらすじ
写真家志望だった濱野はふとしたきっかけで高校写真部の顧問をしぶしぶ引き受けることになる。写真に対してそれぞれの形でひたむきなヒカリら生徒の姿に、濱野は少しずつ写真への情熱を取り戻していく。食べ物をおいしそうに撮るコツなど仕える知識満載、ちょっとピンボケ青春フォトコメディ。
ふぁくとりーぜっと
あらすじ
アリゾナにある世界最高の灼熱舗装道路。南雲零と彼の師匠・研は、そこで酷暑に耐えながら、じっと張り込んでいた。彼らは新車のテスト試走の現場をカメラに収め、車雑誌の新車スクープページに写真や情報を提供するのだ…。「ファクトリーZ」は世界中で活躍する、車専門のスクープカメラマン集団。そのリーダー・南雲零と仲間たちが、新車のスクープに魂を燃やす!!
ふぉとかのすうぃーとすなっぷ
あらすじ
さえない主人公・前田一也は、親から譲り受けたデジタル一眼レフカメラをきっかけに、幼なじみの新見遙佳と仲よくなっていくが……?新見遙佳ルートを長編コミックで描く純愛ストーリーがここに!!
とうきょうしゃったーがーる
あらすじ
東京の隠れたスポットをフィルムに収めてゆく叙情あふれる“街歩きフォトコミック”!レトロな下町、歴史ある祭、観光名所の意外な一面など極上の街歩き感を貴方にお届けします…!!
写真も漫画も静止画だが、 ともに静止画の良さを追求しながらも やはり動画を超えようとする試みも今までには 数多く執り行われてきただろうと思う。 とくに漫画はページ展開やコマ割り、 効果線というのかスピード・動きを表現する線などの書き込みなど 様々な表現方法が研究され発表されていると思う。 しかし今の時代はテレビ・映画・アニメ・Youtubeなど 各種の動画が普及し氾濫し、プロからアマまで 見る側も作る側も浅くも深くも動画に 当たり前に接することが出来る時代になっている。 例えば東京歴史案内とか観光ガイドとかでも 簡単に見やすく楽しく判りやすい動画が Youtubeなどで手軽に閲覧できる。 だがそれでも「東京シャッターガール」からは けして情報が少ないとか古いとか 「つまらない」というものではない、 そう思わせてくれるものを強く感じた。 静止画が動画を超える、とまでは言わないが 動画にはない静止画の良さと言うか、 余韻とか名残りとかを感じさせてくれるものがあると感じた。 「東京シャッターガール」は多分にそのへんを 伝えたかった漫画なのではないかと思う。 通常の漫画と比べると、効果線というのかスピード線というのか、 動きを漫画的に表現する絵が殆ど無い。 とはいえ、全く無いわけでもなく 流鏑馬のシーンとか路面電車のシーンとか、 ときどきはそういう線画を加えたコマも出てきたりするんですよね。 このへんに作者の先生の考え、表現方法の機微があるようで 色々と想像してしまう部分があったりしました。