たとえお客相手にだって美辞麗句はなし! そんな毒舌美容師・タカオが営む路地裏の美容室「Magic」は本日も閑散と営業中! しかし、店を出る客の表情は、なぜか微笑ましい! 単行本未収録作品、特別読切作品も完全収録! 路地裏の美容室を舞台に織りなす、オトナたちのヒューマン・ストーリー! サキヒトミ「路地裏Magic」全3巻、電子コミックスで配信!
不倫相手の女と行った温泉旅行で倒れ、植物状態になった夫を介護をする年老いた妻。新婚旅行のときから自分勝手だった夫を思い出し、鬱々とした日々を過ごすが、プレゼントした手作りネクタイを大事にしていたことを知る。そして、夫が不器用にプレゼントしてくれたもの、嬉しかったことを思い出す…。表題作「くそばばの詩」を含む4作品を収録した短編集。
家族を捨てた遊び人の父と、寂しい思いをしたまま亡くなった母。そんな両親を思い出し、交際中の彼にプロポーズをされても結婚に踏み出せない麻衣子。ある日突然、大嫌いな父を引き取ることになる。すっかり年老いた父は、麻衣子のことを母・香織と勘違いしていた…。大人の様々なはじめてを描いた短編集。 ▼目次 紙ヒコーキ 「結婚」のけっ 愛する人
廃刊寸前の月刊誌「トモロー」の編集長・獅子丸はな。トモローの新人賞に応募してきた作家・流石遼の才能に惚れ、廃刊寸前のトモローを立て直そうとするが、泥酔したはなは流石遼の原稿をタクシーに忘れてしまう。ショックで落ち込むはなだったが、流石遼ははなの乗ったタクシーのドライバー・反町健太のペンネームだった…!!
出版社で受付嬢をしながら「小泉桃子」というペンネームでエッセイの連載をしている「その子」。いつものようにニコニコと受付業務をしていると、新進作家・横浜五郎に難癖をつけられる。もともと横浜五郎の作品に惹かれていたその子は、ひょんなことから彼の秘密を知り、ふたりの距離は一気に縮まる。しかし、その子にはある重大な欠点があって…?
美容整形外科のクリニックに転職した小松川海。初日から副院長・早瀬圭一に顔の造形についてダメ出しをされて腹をたてる。その後圭一の陰口を言っているのを本人に聞かれてしまうも、逆にからかわれてしまい、海の圭一に対する印象は最悪に。そんな中、海がカルテの整理をしていると、妹のカルテを見つけてしまい…?
遊び人の彼にフラれた友子は、大学を辞め「いい女」になるべくハウスマヌカンを目指す。やっとのことで小さなブティックに雇ってもらうが、店のオーナー・百瀬は世間離れの変わり者。しかも友子の理想とは全く異なる可愛らしい服を着せられて、不満は募るばかり。しかし、たびたび百瀬の意外な一面を見た友子は……。
美大を目指し絵とバイトに勤しむ真須美。ある日、困っているところを通りがかりの男性に助けられる。気さくで話しやすいその人に心惹かれるも、彼の隣には美人でお似合いの彼女が居た。お礼を口実に彼に会っても「喜んじゃいけない」と自分を諫める真須美だったが……。 表題作「片っぽ耳飾り」を含む全4編を収録。 ▼目次 片っぽ耳飾り 5月のカレンダー ゆれるシーン ワインゼリーで乾杯!
ラジオのパーソナリティを務める佳奈子。番組の人気は上々だったが、佳奈子は大衆の求める「かわいい」女子大生を演じていた。きっかけは半年前までつきあっていた先輩の「かわいくない」という言葉……。 それから佳奈子は自分を偽りぶりっ子をしていたが、一緒に局で働いている古賀君にある日うっかり本性を見せてしまい……? 表題作「夢からさめた夜」他、切ない恋物語を全3編収録。 ▼目次 夢からさめた夜 センチメンタル・オルゴール オレンジ・ブロッサム
「私がその病気に気づいたきっかけは 紙でふいた時の違和感でございました」 ――病院での恥ずかしい体験を終え、作者・桐島いつみが医師から受けた診断は「痔」。その病気に「いぼまろちゃん」と名づけ、おだやかに見守る作者の日常…。その他「おでき」や「体毛」、そして旦那さんとの結婚生活などなど、人様には決して言えない生活の悲喜こもごもを読者投稿とともに綴る爆笑コミックエッセイ!
24歳の友子は東京で一人暮らし中。しかし都会は家賃も高くトレンドについていくにも何かと出費が嵩み、貯金をする余裕はとてもない…。 地元の友達から羽振りの良い暮らしぶりを聞いた友子は、自分の現状を顧みて、ついに実家に戻る決意を固める。しかし兄夫婦が暮らす実家には友子が使える部屋はもうなくて…? 東京から2時間の地元に都落ちした友子は、いつか再び都会に返り咲けるのか?
犯罪を未然に防ぐために活動する探偵志望の青年のドタバタを描いた「探偵」のほか、悪徳弁護士として金儲けを企むも祖父と法廷で戦うことになった新米弁護士などなど…。様々な業種の「人間像」を描いたギャグ短編集! ▼目次 探偵 弁護士 板前 タクシー運転手と乗客の方々 尼 医者(医師 三橋文太郎) 姑 女優 ヒモ
ギャグマンガ家・桐島いつみが描く愛犬「ももちゃん」との日々。マンガでよく見るような犬の行動に感動したり、逆に思い描いてたようにうまくはいかない現実に落胆したり。ご近所の犬や人々との交流、動物病院での格闘などなど…愛犬家も、犬を飼ったことがない人も楽しめる、愛情たっぷりのエッセイコミック。
愛する恋人・智哉に突然別れを告げられ、精神科に通うようになった恵子。そんな中、製薬会社に務めているという男性・本田にアプローチされる。本田と婚約することになった恵子は智哉を忘れようとするが、そのころから蛇の幻覚を見るようになり…。表題作を含む全4作品を収録した短編集。
漫画家・高橋千鶴による子育てコミックエッセイ。陰のう水腫で手術することになった長男の秀。医師に言われるがままに一般病棟に付き添い入院することになるが、元気な3歳児の秀が静かにしていられるわけもなく…!? 千鶴ママの奮闘を描く表題作を含む、母と子のストーリー4話を収録。
会社員の47歳・金田正史は突然ボロボロの恰好で助けを求めてきた少女・美穂を単身赴任中で一人暮らしの家で匿うことに。家出中の美穂は「お礼」だと色仕掛けをするが、正史は子ども相手に手を出さない、とただ親切にするのだった。正史も自分と同じ「ひとりぼっち」であることを知った美穂は、再度お礼だと体を差し出すが、正史に断られてしまい…。様々な「オヤジ」の生き様をを描いた短編集。
バイクが大好きな燐は親友や先輩とツーリングを楽しんでいたが、一方で周囲からはマナーのない暴走族と同一視されて迷惑を被っていた。ある日、燐はケガを負った女性を見つけバイクで病院に連れて行こうとする。しかし途中で事故に遭い、さらに運ぼうとした女性が暴走族の暴行を受けていたため、燐は事件の加害者と見なされ少年院へ入れらてしまう。出所後に転校するも、そこには被害者女性の妹・五月が通っていた。五月も燐を加害者と思い込み、燐と暴走族をひどく憎んでいた。燐はバイクにはもう乗らないと決めていたが、なぜか街中で燐のバイクが走っていると噂がたっていて…!? ▼目次 狼たちの挽歌 シンデレラの海
有名な霊媒の生まれ変わりを自称するレイラのもとに、最愛の孫娘・江梨香を亡くした女性が訪ねてくる。降霊会を行うために女性の屋敷に赴いたレイラは、そこで江梨香と自分が瓜二つであることを知る。それを利用して依頼主の豪邸に居座ろうと画策するレイラだったが、だんだん身体に異変を感じはじめて…!? 表題作『黄泉の歌が聴こえる』を含むミステリー全6編を収録。 ▼目次 黄泉の歌が聴こえる 彼岸の樹の下に 闇の迷宮 八百の仙女 夜叉の庭 死人の足音
サッカーが大好きなひろみは、受験勉強もそこそこに、男子サッカー部の見学に勤しんでいた。ある日、サッカー強豪校に引き抜かれるという部員のうちの一人・清水君が、幼稚園の時のガキ大将・マーくんだと気づいたひろみ。さらにサッカー部のメンバーがひろみの実家の飲食店に度々訪れていることを知り、ひろみとマーくんは親しく話す仲に。しかし、マーくんはひろみが別の部員を目当てに部活を見に来ていると思いこんでいて…!? 表題作『ラスト・シュート』を含む全4編を収録。 ▼目次 ラスト・シュート ワンサイドゲーム わがままな秋 日曜日にステップ
エスカレーター式の進学を蹴り、デザインスクールに入学して1年――桃子は結果を出すどころかどんどん落ちこぼれていた。元々編入に反対していた母親が見合い話を持ってきたことをきっかけに、学校を辞めたくない桃子は展覧会の入選を目標にする。そんな中、憧れの絵を描く塚山くんと二人きりで共同制作をすることに。しかし周りに遅れを取っている桃子は、彼に「1年間なにやってたの」と言われてしまい…。 表題作『ワタシ、夢色デスガ』を含む全3編を収録。 ▼目次 ワタシ、夢色デスガ キスしてあげる さよならのつづき
2年前の秋――友紀の姉は披露宴に向かう道中、事故に遭い他界した。当時車の運転をしていた浩二が無理心中を謀ったという噂を耳にするが、浩二の人となりを知る友紀は違和感を覚える。一方、姉と披露宴を挙げる予定だった慎也は、その後別の女性と結婚をする。しかし慎也の妻は日に日に様子がおかしくなり…!? 表題作を含むミステリー全6編を収録。 ▼目次 黄泉の花嫁 黒衣の香り 闇の中の猫 死階の魔女 死階の魔女―闇の殺意― 憎の行方
明治32年、大阪。時代の渦の真っただ中で、鳳志よう――のちの与謝野晶子の人生が大きく動く。女性というだけであらゆることに我慢を強いられる現実に腹を立てていた志よう。大好きな文学も父親に咎められる中、志ようは当時人気を博していた与謝野鉄幹の歌に魅了される…。急速に開花の風に染まる日本で、文壇に新しいうねりを起こした作家たちを描く第1巻。
グラフィックデザイナーとして仕事に邁進する恭子。同棲中の彼氏・俊介とは束縛しすぎない関係を築き、公私ともに充実した日々を過ごしていた。しかし、デスクワークのせいだと放置していた恭子の腰痛は治る気配がない。医師である俊介の叔父に一度診てもらうと、思いもよらない診断が下され、それを聞いた俊介は…!? 実話をもとに描く感動ストーリー。
死ぬほど下品でバカバカしくて面白いです。 全話通して一切ブレずに下品で清々しいです。 痔になったとか尻や股や体毛やオナラの話を終始してます。自分の旦那がトイレのタオルで尻を拭く話とかしてます。 作り話とか読者の話ならまだしも、ずっと自分の恥ずかしいお話をしているのでもはや感動すら覚えます。 この人はおもしろの悪魔に魂を売ってしまったんだなあと思いました。 紹介される旦那さんのエピソードがマジキチの激ヤバだったので、今でも結婚生活が続いているか気になって調べてみようと思ったんですが…桐島いつみ先生の現在の動向がわからず…。 HPも動いていないしツイッターも2011年くらいで止まってる…! こんなに面白い方なので新しい漫画を読みたいのですがどうしておられるのでしょう。 とりあえず過去作をどんどん読んでいきたいと思います。