デート中にピンチに見舞われた時、終わらない原稿を目の前にした時、そして命を狙われた時――あらゆる窮地に立った時には、カッパ笛!! カッパ笛を吹けばカッパを呼び寄せることができるのだ!! ただし、カッパが役に立つかはまた別の問題…? けなげに頑張るカッパくんに癒されるショートギャグ第1巻!
ギャグマンガ家・桐島いつみが描く愛犬「ももちゃん」との日々。マンガでよく見るような犬の行動に感動したり、逆に思い描いてたようにうまくはいかない現実に落胆したり。ご近所の犬や人々との交流、動物病院での格闘などなど…愛犬家も、犬を飼ったことがない人も楽しめる、愛情たっぷりのエッセイコミック。
「私がその病気に気づいたきっかけは 紙でふいた時の違和感でございました」 ――病院での恥ずかしい体験を終え、作者・桐島いつみが医師から受けた診断は「痔」。その病気に「いぼまろちゃん」と名づけ、おだやかに見守る作者の日常…。その他「おでき」や「体毛」、そして旦那さんとの結婚生活などなど、人様には決して言えない生活の悲喜こもごもを読者投稿とともに綴る爆笑コミックエッセイ!
24歳の友子は東京で一人暮らし中。しかし都会は家賃も高くトレンドについていくにも何かと出費が嵩み、貯金をする余裕はとてもない…。 地元の友達から羽振りの良い暮らしぶりを聞いた友子は、自分の現状を顧みて、ついに実家に戻る決意を固める。しかし兄夫婦が暮らす実家には友子が使える部屋はもうなくて…? 東京から2時間の地元に都落ちした友子は、いつか再び都会に返り咲けるのか?
犯罪を未然に防ぐために活動する探偵志望の青年のドタバタを描いた「探偵」のほか、悪徳弁護士として金儲けを企むも祖父と法廷で戦うことになった新米弁護士などなど…。様々な業種の「人間像」を描いたギャグ短編集! ▼目次 探偵 弁護士 板前 タクシー運転手と乗客の方々 尼 医者(医師 三橋文太郎) 姑 女優 ヒモ
ある日転校してきた近藤君。彼の目はあるかないか分からないくらいのものだった。そんな近藤君のことは気にもとめていなかった広瀬だったが、愛しの山下君の方を見ると席順のせいで近藤君が視界に入ってしまう。何度も山下君の方を見ていると、だんだん近藤君の方が気になってきた…。しかしその理由は…!? ▼目次 いきなりSF なんなんなんだっ
25歳の真弓が連れていかれた初めてのお見合い。写真うつりが極端に悪い真弓の写真を見てお見合いを受けた男性とはいったいどんな人物なのか!? そしてその日から真弓のお見合い相手達との戦いがはじまる…!? 表題作含む全6作品を収録。 ▼目次 お見合いはあなどれない 新婚はあなどれない 3年目はあなどれない 親バカはあなどれない 初恋はあなどれない おまじないはあなどれない
正月、ある平凡な家庭に突然少女が訪問してきた。その正体は、めでたい所にどこからともなく現れて日本古来から伝わる「こおどり」をおどってみせてくださるありがたいお方、「こおどり様」だった!その家庭に起きたおめでたい内容とは…!? ▼目次 のーてん吉日 アマプリマ 予期した出来事 夜がこわいの はだかの父様 うんこの人 おそるべき思い出 はげゴーゴー
変わり者の草子が質屋で購入したのは、1本の歯ぶらし。早速自室でその歯ぶらしを触ってみると、どこからともなく笑い声が聞こえてきて…? 歯の妖精との触れ合いを描いた表題作ほか、美少年との特殊な攻防を繰り広げる「かえるのうた」など、全5作品を収録。 ▼目次 歯ぶらしのメルヘン かえるのうた 見るな~っ!! 気分はライト感覚で 恋のおとしもの
不慮の事故で亡くなった同級生の小林君。以前、彼をふった過去のある主人公・みつえが「もう少しやさしくしてあげればよかった」と思っていたその時、幽霊になった小林君が現れ、「おまえに祟る」と宣言!? 納得のいかないみつえは、小林君をふった女子達を集めて…。 ▼目次 やさしく祟って 夜の夢はかわいそう
たまに箸休め的な感覚で読みたくなる桐島いつみ先生の作品。 シュールなのか勢いだけなのかよくわからないパワープレイなギャグ漫画なのに、なぜかふわふわっと読めてしまう。 ・美人なのに写りが悪い写真を使って、お見合い相手の本質を見極めようとする「お見合いはあなどれない」 ・とっても仲良しな夫婦なのに、3年目の夫婦は仲が悪いという世間の目を意識して旦那に浮気させようとする「3年目はあなどれない」 ・彼女と一緒に進学校に行きたいのに、芸能人御用達の学校もしくはアイドル事務所に入ることを母親に強要される「親バカはあなどれない」 皮肉がきいてそうと言えばきいてそうだけど、読んでみるとただひたすらにバカバカしいのがあなどれない。 学びなんてなくていいじゃない、頭ゆるゆるにして読みましょう。
女子高生みつえが不慮の事故でなくなった小林に祟られるお話、というあらすじだけではこの漫画の良さは伝わらない! 不慮の事故っていうか小林の死因は顔洗ってて溺死ですからね。もうこれだけで心掴まれちゃう。 そして昔自分を振った女の子達が集まって誰が祟られるか決めて、そこからはもうずっと訳わかんない話が展開されていきます。 桐島いつみ先生って勢いで漫画描いてたんかな、2時間くらいしか寝ないで30分くらいで仕上げたんかな、と思うくらいの訳のわからなさとバカバカしいお話がもう大好きすぎる。 スッポンに取り憑かれたり、みんなで心霊写真撮ってみたり、作者をイジってみたりと笑いどころはたくさんあります。でもどんなストーリーだったかは説明しようがないので冒頭のあらすじになっちゃうんだよなあ。 とにかくバカバカしくておもしろいから読んでほしい。そして桐島先生の近況を知りたい。
ただものかただものじゃないかって、なんの差なんでしょう。ただものだって誰かにとってはただものじゃないのかもしれません。 ごく普通の女の子・川田は転校先の学校で、生徒会長・澤田に「君はただもんじゃないね」と言われます。 その一言がきっかけで川田は「ただものではない」と学校中の噂になります。 スポーツも勉強もそんなに得意じゃない川田なのに、天才少女に違いないという周囲の思い込みからドタバタトラブルが起こり出します。 某芸人さんのすれ違いコントとかズレ漫才みたいに本来の意味とは違う捉えられ方をして、天才少女どころか宇宙人だの忍者だのと話が膨らんでいくのがめちゃくちゃ面白いです。噂が事実として膨れ上がっていく様が滑稽だけど怖さもあって、それがまたシュールな笑いに繋がってるのかもしれません。 とは言え、平和な事件しか起きない&オモシロの権化桐島先生だからこういう仕上がりになってるだけで結構怖い話よね…とは思います。 噂ってすぐ広まるけど払拭するのはめちゃくちゃ難しいですからね、ということで川田がただものであることを証明するためにとった行動にも注目です。 結局青春してんじゃねえか!っていうオチも含めてよかったです!
天才の所業。読んでると目が点になる。近藤くんのおめめ以上に点になっちゃう。 一応タイトルにあるようにSFちっくな不思議なお話ばかりなんですが、SF的な不思議よりも不条理でナンセンスで「何の話してんの…?」的な不思議のほうが強いです。 目が点しかない近藤くんの目にまつわる秘密を知っててんやわんやする話とか、給食早食いしたりテニス部の元エースを救う話とか、なんか真面目に説明したらわけわかんなくてニヤニヤしちゃう話ばかりです。 ストーリー性とかオチとか教訓はまったくなく、ひたすらバカバカしくて面白いです。 時代を感じる少女漫画の絵柄がバカバカしさを更に引き立てて最高です。 作者の都合だの漫画の展開だのを匂わせるメタ的ボケが多いのも味わい深いです。 やっぱり桐島いつみ先生は天才。さすがおもしろの悪魔に魂を売っただけある。 今は何をしておられるのでしょう…ちゃんとお風呂入ってるかな…
死ぬほど下品でバカバカしくて面白いです。 全話通して一切ブレずに下品で清々しいです。 痔になったとか尻や股や体毛やオナラの話を終始してます。自分の旦那がトイレのタオルで尻を拭く話とかしてます。 作り話とか読者の話ならまだしも、ずっと自分の恥ずかしいお話をしているのでもはや感動すら覚えます。 この人はおもしろの悪魔に魂を売ってしまったんだなあと思いました。 紹介される旦那さんのエピソードがマジキチの激ヤバだったので、今でも結婚生活が続いているか気になって調べてみようと思ったんですが…桐島いつみ先生の現在の動向がわからず…。 HPも動いていないしツイッターも2011年くらいで止まってる…! こんなに面白い方なので新しい漫画を読みたいのですがどうしておられるのでしょう。 とりあえず過去作をどんどん読んでいきたいと思います。
たまに箸休め的な感覚で読みたくなる桐島いつみ先生の作品。 シュールなのか勢いだけなのかよくわからないパワープレイなギャグ漫画なのに、なぜかふわふわっと読めてしまう。 ・美人なのに写りが悪い写真を使って、お見合い相手の本質を見極めようとする「お見合いはあなどれない」 ・とっても仲良しな夫婦なのに、3年目の夫婦は仲が悪いという世間の目を意識して旦那に浮気させようとする「3年目はあなどれない」 ・彼女と一緒に進学校に行きたいのに、芸能人御用達の学校もしくはアイドル事務所に入ることを母親に強要される「親バカはあなどれない」 皮肉がきいてそうと言えばきいてそうだけど、読んでみるとただひたすらにバカバカしいのがあなどれない。 学びなんてなくていいじゃない、頭ゆるゆるにして読みましょう。