あしたのじょーにあこがれて
あらすじ
故郷・青森を後にして巨匠ちばてつや先生に弟子入りした田中(たなか)少年(川三番地)! そこには想像を越えた驚きと感動の日々があった……!! 元ちばプロの川三番地先生が、アシスタント時代の実体験をもとに熱く描き下ろす素晴らしき「漫画」の世界!
りゅうろうでんおうはりっこくへん
あらすじ
西暦二一〇年十一月、真澄の救出に向かう道中の山村で、五虎神の一人・白冥虎の仕掛けた毒で倒れるも『真諦(ヂュンディ)』の“治癒の力”で、九死に一生を得た志狼。一方、皇軍六十万対曹軍十万の全面戦争は、献帝を奪われた皇軍の敗走で幕が下りた。許都に帰還した皇軍は、丞相“仲達”が失踪する中、曹軍のさらなる追撃を恐れ今後の方針を巡って熱い議論を交わすのだった。帝の救出を巡り、新たな戦いの幕が開ける……!!
めしねこおおえどしょくらくねこものがたり
あらすじ
屋台文化が花開いた江戸時代。男女差別が激しい江戸では女の料理人は少なかったという。そんな中、腕に覚えのある女料理人が天麩羅の屋台を始めた。なかなか客が来ない彼女の屋台にやってきたのは…1匹の猫!?
めいせんのどらぐーん
あらすじ
1615年、大坂夏の陣前夜。二人の少年が、大坂城の天守閣から敵陣の灯を眺めていた。一人は、面倒くさがりで運動音痴だが、軍略と鉄砲に長けた鏡風太。もう一人は、真田幸村の嫡男で、明るさと武術に秀でる真田大助。死を決した少年たちが、豊臣対徳川の運命の決戦で、歴史を動かすことになる――。新たに幕を開ける“後”戦国、動乱の世を切り拓く二人の戦いが始まる!!
りゅうすいのつばさしきりゅうこうせいかいでん
あらすじ
紀元前・中国……大陸は一人の男によって初めて統一される。後の世にはその本当の名より、初めての皇帝「始皇帝」の名で知られる絶対者の支配は苛烈を極めた。その支配者を討たんと、一人東に向かう男あり……名を張良(ちょうりょう)、字を子房(しぼう)という。後の天才軍師・張良を主役に据えた川原版“項羽と劉邦”堂々開幕!!
ぱんぷきんしざーずぱわーすにっぷす
あらすじ
高い背を竦ませるようにミシンを踏む女の子が、遂に出会った自分より大きな男…『センチメンタル・セコイア』/共和国潜入を命じられた“冷淡なヴィッター”を待つ、国境の街と猫と灰…『White & Black』ほか、[パンプキン世界]を拡張するサイドストーリー集、PS:PS第1弾!
れっけんれきしぶんかけんきゅうぶ
あらすじ
レッケン(歴史文化研究部)!歴女がグイグイくる。文化部生態観察系ゆる4コマ!歴史をこよなく愛し、武将や志士に萌え転がる乙女たち[歴女]!治水工事がいかに甲府盆地の発展に益したかとか、徳川(とくがわ)打倒を志すなら村正(むらまさ)をこそ差すべきであるとか、山南(やまなみ)と追っ手の沖田(おきた)との間にナニもなかったはずがない!とか、そーゆー蘊蓄・論考・妄想を一方的に語られながら、彼女たちと部室で過ごすひと時はいかが?
有名漫画家のアシスタントをされていた方の回顧録ってたくさんありますが「ちばプロダクションはレベルが違う…!」と思いました。ちばてつや先生がすごいのは言うまでもありませんが、先生を支えていたアシスタントさんの熱意と技術もすさまじかったんですね。読んでいて熱くなりました。とくに印象に残ったのは見開き1ページをアシスタント5人で分割して仕上げた話、新人の田中くん(川三番地先生)が原稿にインクをこぼしちゃった話、あしたのジョーを描いていた頃のアシスタントさんがポーズ研究をする為に使っていた鏡の話でしたが、まるで職人のようなちばプロ勢が「少女漫画家のところは点描を丸ペンで描いている(しかも点は絶対に綺麗な丸じゃないとダメらしい)」と噂しているのと、講談社が主催したちば先生の漫画家生活20周年パーティーで20万年前の南極の氷が振る舞われていたのがちょっと面白かったです。